「誰も私のことをわかってくれない」
「 あの人のことはどうしても理解できない」
という思いで悩む人がいます。
こういう悩みは、
人間関係の中でしか生まれません。
友達が多いに越したことはないかもしれませんが、
多すぎる友達は、
新たな悩みやストレスで心を疲れさせる。そんなこともあるかもしれません。
でも、この
「誰も私のことをわかってくれない」
「 あの人のことはどうしても理解できない」
これって意外と当たり前だと思いませんか?
人が理解し合えないのは当たり前。
だから、
自分のことをわかってほしいと思わないこと。
相手のことがすべて分かるとは思わないこと。
これが大事かもしれません。
相手のことがすべて分かると思わないことというのは、
僕もカウンセリングをしている時に大切にしています。
分からないという前提からクライアントさんに訊くということを大切しています。
余談ですが、
僕はよく、
クライアント様から、
「何で分かったんですか?」
「見透かされている気がする。」
と良く言われます。
しかし、
残念ながら僕にはそんな特別な能力はありません。
ただクライアントさんに訊いているだけ。
つまり、
クライアント様が教えてくれているんです(笑)
話を戻しますが、
そもそも、
自分だって自分のことをよくわかっていないのに、他人にわかるわけがありませんよね(笑)
人は、
自分以外の人間には、決してなれません。
自分以外の人間には絶対になれないということは、
他人の事は決して全部はわからないのです 。
わかり合ったと思っているだけ?
もし、
相手のことをわかったと思うのなら、
また、
自分を理解してもらえたと感じるのなら、
それは、そう思っているだけのことかもしれません。
それぞれの都合で解釈しあっているに過ぎません。
人は、一人ひとりが世界に一人の存在ですから、当然関わって来た人も世界に一人。
つまり、
似たような経験でも全く同じ経験などひとつもないということ。
でも、これを妥協しないと、
「あ、わかる、わかる~!!」
という会話を全否定することになるので、普段の会話が面白くなくなりますが(笑)
何が言いたいかと言うと、
人からわかってもらえないのは当たり前ということです。
友達も少なくても良いのでは?
友達が多い方が毎日楽しいし、人脈の広い方が良いと考えるのなら、も
ちろんその人生を楽しめばいい。
しかし、
人間関係に疲れを感じているのなら、
人脈や友達というものから距離をおいてみる。
そういうときは、
むしろ友達などを作ろうとしない方がいいかもしれません。
自分にとって本当に大事な人間、
大切にしたい人はどのぐらいいるのでしょう?
実は、
10人程度、多くて20人くらいだと言われています。
いや、今の自分は友達もたくさんいるし仕事も人間関係もあると思うかもしれません。
しかし、
自分の状況が変われば、
人間関係もガラリと変わります。
そう考えると自分の生き方、
あり方を決定づける人間関係はそう多くはないのかもしれません。
本来、
自分が生きていくのに必要な人間関係はごく限られているのです。
人間関係が、悩み、ストレスを生む!
友達を作ると、人はどうしても相手と良好な関係を維持しようと努力します。
また、
「自分を分かってもらいたい」
「相手のためになることとして感謝されたい」
「相手に認められたい」
などと思います。
こちらの思い通り受け取ってもらえれば良いですが、
しかし、
いつもそうなるとは限りません。
コミュニケーションの行き違いは新たな悩みとストレスになります。
特に、多すぎる友達は、もしかしたら、心を疲れさせるかもしれません。
それだけ多くの人間関係を維持しなければならないからです。
そもそも、
人間関係で疲れているのに、
また関係を増やす。
考えてみれば、不思議な話です。
人間関係に悩む前に、やりたいことをする?
友達を作ろうとしなくても、
自分自身をやるべきだと思うことをやっていて、
それが本当にやるべきことであれば、
必ず人が集まって来るはずです。
また、
同じようなテーマを持つ人が、
それを見つけ出し、
その相手との人間関係が自然にできてきます。
そんな相手とは会えば深く通じ合うものがあります。
自分が大切にしたいものが決まれば、
後は簡単、
自分にとって大切だと思う人間関係を考えれば良い。とてもシンプルになります!
自分が大切にしたいものを明かにする、
「心のブレーキ見つけ出し、未来の自分をイメージするワークショップ」
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