他人と比べて落ち込んでしまうという悩み!

 

色々な会などで集まりの時や、人を紹介された時、何か講習会で、SNSなどをみて、自分と他人を比較して落ち込んでしまう。

 

こんなお悩みを相談されたことがあります。

 

カウンセリングでは、過去からの体験や何故そう思っているのかなどを掘り下げていくんですが、

手っ取り早い方法もあります。

 

それは、「フロー体験」に意図的に飛び込んでいくことらしいのです!

 

 

まず、

相手と比較して劣等感を感じてしまうということは、相手が上で自分が下だと思って感じてしまうということなんですが、

逆に、相手が自分に優越感を感じていたら…

それも同じで劣等感の裏返しです。

 

劣等感を抱いている人、

優越感を抱いている人、

〇〇勤務、〇〇大学、経営者である、既婚である、お金持ちである、美女美男であるという状態を、他人と比較することによって自分が優秀だとか、劣っている、

また、

相手が優秀だとか、劣っているかを決めつけ、自分がいかに優れているか、恵まれていることによりどころを求めたり、

その逆に、

自分は優秀でないか、どれくれい劣っているかを決めつけたり…

どちらも劣等感であることには変わりはないと言われています。

人は自分が重要であり、有能な存在であると感じていきたいものです。

 

しかし、勤務先、大学、既婚など「状態」、他人のステータスを基準にすると歪みが生じます。

 

このステータスを重視する傾向は、

一説によると、

昔から日本にあったシステムで、

「サムライは百姓より偉い!」というような、身分によって人のふるまいが決められていた名残ではないかと言われています。

 

しかし、今はそんなことは関係ない時代。

その人の過去の経歴、所属がどうであるというのはどうでも良いという時代に入ってきています。

個人の時代になってきました。

 

 

では、自分の達成感などは、自己重要性をどこで得られるかというと、

それは他人のステータスと比較することではなく、

自分の持てる能力をギリギリまで使って、クリアできる課題に真剣に取り組むといった体験をすることだと思います。

 

 

フリーランスの仕事もそうですが、

他人との比較で優越感や劣等感を感じることなど無意味です。

 

ご予約頂いたお客様に対し、自分の持てる力が出し切れるかがすべてです。

 

その状態こそが「フロー体験」です。

それは、ちょっとだけ難しい課題にチャレンジすること。

 

絶対に達成不可能な課題は、自信をなくすのは目に見えているので萎縮するだけですが、かといって、持っている技術ですぐできる仕事は、自信をなくすことはありませんが、成長することもありません。

 

つまり、求めるべき仕事は自分の能力でギリギリできる仕事。

 

 

この仕事をしている時は作業に没頭します。

これが「フロー体験」です。

 

 

この状態にある間、人は時間の流れを忘れ没頭します。集中するので他のことが気には入れず、その集中から達成感と幸福感を味わうのです。

 

生きている手ごたえや「自分は重要だ」という自覚は、フロー体験のような日々体験することによって獲得できます。

このフロー体験を経験をしていない時、

過去に獲得したステイタスで他人と比べて、簡単に「自分が重要だ」ということを確認したいという気持ちが起きてくるのだと思います。

 

普段からフロー体験を経験している人は、自分自身から肯定感に満たされているため、人と比較する必要がなくなります。

 

集中して取り組むべき何かにやり遂げている時は、他人の存在、自分の存在さえも感じるほどの注意力は残っていないと言われています。

 

ということで、

いつも他人と自分を比べてしまい、他人に劣っているのが気になるのであれば、自分が没頭できるフロー体験を求めて、積極的に飛び込んでいくのよいのではないでしょうか?

 

ここでサクッと始められる、オススメのフロー体験があります。

それは…ランニングです。

 

昨日走ったタイムを1秒で良いから早く走る。簡単なことですが、これもフロー体験です!

 

昨日のタイムより早く走ることを目指して走っている最中、人の目は気にならないでしょう。

 

フロー体験のヒントは、仕事でも、ランニングでも、「昨日の自分を超えていくこと」だと思います。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございます!

孤独を感じるという悩み。

1人になると孤独を感じる。

このお悩みも意外と多い内容です。

 

ちなみに、僕は孤独、結構いけるほう。1人が結構好きです。

でも、友達にも恵まれているため、孤独を感じてないのかも…

 

でも、悩んでる方はいらっしゃいます。

 

夜、孤独を感じる。だから、人を求める。

 

これは、最近は結婚していない人も多いし、熟年離婚もあるので孤独は身近なものになってくるかもしれません。

 

でも、孤独を感じている人は、誰かといても孤独を感じている人が多いようです。

 

どれだけ、寂しくて、話し相手がほしいからといって、いざ会って話しても、噛み合わなかったり。

 

それはやはり他人だから、興味のあるところも違うし、色々違うところはあって当然。

そして気を使い、お互い共感しあえる話題を探さなければならない。

 

こう書くと、人といるって結構しんどそうですよね。

 

でも、人は人と一緒にいたがります。孤独を嫌がる。

 

それはどうしてかというと、自分の内面が充実していないかららしいのです。

 

人間が孤独を辛いと感じる時、それは内面が弱っている時らしいのです。内面が弱っている時の社交の欲求が、人間を集まらせる。

 

「あーーー、確かに!」って、思いませんか?

 

幸福は自己に満足する人に訪れると言います。

 

つまり、基本は自分の外側にあるものに期待せず、自分の内側にあるもので楽しむこと。

 

人間は完全に融合できるのは自分だけなので、自分の内側が豊かな充実があれば、最も幸福な状態になるらしいのです。

 

自分の興味のあることに没頭しながら孤独を楽しみ、掘り下げる。

 

自分一人でしかできない仕事に没頭することで、人間は孤独を有意義に過ごすことができます。

 

ということで、

孤独を感じた時こそ、カウンセリングで自分を深めていくこともおすすめです。

 

カウンセリングメニューはこちら

心の栄養の正体?

TA(交流分析)では、

ストロークというものがあり、

人間が生きるためのエネルギーであり、心の栄養と言われています。

ストロークを保つことで生きる気力が保てるのです!

ストロークとは、
「私はあなたがそこにいるのに気づいています」という、

相手の存在や価値を認める刺激。

人間はポジティブなストロークが、
心に80%くらい貯まっていると、楽しく生活でき、自分に自信を持つことができ、大丈夫だという感覚が持つことができます。

(僕は、朝からFacebookなどで皆様にかなりポジティブなストロークを頂けたので、「だいじょ~ぶだぁ~!」のスーパーシムラ⭕ケン状態です!ありがとうございます!)

そうすると、いろんな行動に積極的に取り組むことができ、成功体験も増えてくるようです。

周りからポジティブストロークがもらえ、心の80%のポジティブストロークを維持して、それを周りの人たちにも循環させることができるようです。

もし、今、
人間関係、自信のなさが気になっていたら、このストロークに着目してみるのも良いかもしれません。

ストロークは2つの種類がある。

ストロークには、

ポジティブストロークとネガティブストロークがあります。

・身体ストローク

ポジティブ
なでる、だっこ、バグなど。

ネガティブ
殴る、つねる、仕事を与えないなど。

・言語ストローク

ポジティブ
ほめる、微笑む、話をよく聞くなど。

ネガティブ
悪口をいう、バカにする、欠点の批判など。

・無条件ストローク

ポジティブ
「生きていてくれるだけで良い。」
(存在自体が⭕)

ネガティブ
「何もよいことろがない。」
(存在自体が×)

・条件付きストローク

ポジティブ
「⭕⭕するから好き」
(いうことを聞くからいい子など)

ネガティブ
「⭕⭕するから君はだめだ」
(いうことを聞かないから嫌いなど)

つまり、

ポジティブストロークは、
肯定的、承認など、人間に幸福感を与える快適なストローク。

ネガティブストロークは、
「あなたはだめだ」のメッセージなのですが、

人間は、
この心の栄養のストロークが足りなくなると、気力が保てなくなると言われています。

ただ、ポジティブストロークは、努力や積み重ねが必要で簡単には得られないところがあります。

そのため、
ポジティブストロークを得られない環境の場合は、あえてネガティブストロークを自分から取りにいくという行動にでることもあるようです。

人間はネガティブストロークを求め、心理的なゲームを仕掛け、人間関係をこじらせてしまうこともあるのです。

これを防ぐためには、

しっかりと「今ここ」の大人の状態の自分保ち、ゲームをしない、のらないこと。

受け取りたくないストロークは拒否しても良いので、代替え案を用意し、
ポジティブなストロークになるように心がけるのが良いようです!

(幼児期にどのようなストロークの受け取り方をしていたのかもとても重要です。)

今、人間関係や、自信がない人は、
もしかするとネガティブストロークを取りに行っているのもしれません。

ネガティブストロークの循環を打ち破る!

コミュニケーションがうまくいかない人、自信がない人、落ち込みやすい人は、以下の思考、行動をとっている可能性があります。

・与えるストロークを持ってるときにストロークを与えるな。
・ストロークが必要なときにストロークを求めるな。
・もしそのストロークが欲しくても受けとるな。
・欲しくないストロークを拒否するな。
・自分自身にストロークを与えるな。

よく、読んでみてくださいね。
かなり辛い状態です(笑)
ストイックなドMです。

そんな人は反対にしてみましょう!!

・与えるストロークがあれば、そのストロークを与えましょう。
・ストロークが欲しいときには、ストロークを求めましょう。
・もしそのストロークが欲しければ、それをもらいましょう。
・欲しくないストロークは拒否しましょう。
・自分自身にストロークを与えましょう。

これでネガティブストロークの循環を脱出し、円滑なコミュニケーションができるようです!

ストロークを受け取ったり、拒否したりするパターンは自分のイメージに合わせているのでこれを観察してみましょう。

また、

心理の世界では、
人間はストロークの貯金箱を持っていると考えられていて、自分のストロークがどれだけ貯まっているかによって、相手に与えられるストロークの質や量が決まってくると考えられています。

ポジティブストロークの残高がなくなれば、閉鎖的になっていき、
閉鎖的になれば、ストロークの交換が行われなくなるので、ストロークは貯まっていきません。ますます閉鎖的に。

まさに悪循環!!

ポジティブストロークはとても大切なのです。

こんな時、
友達に相談する、
カウンセラーに相談する、
などのストロークの貯め方がありますが、

それともうひとつ、

自分で自分にストロークを与えるのが、
セルフカウンセリングです。

まずは、
自分自身が自分を信頼する、
自分のストロークの貯金箱を自分でいっぱいにする。

そうすることで、
それを周りに与えるストロークの質と量が高くなり、良い循環になっていく。

ストロークの正体。

ストロークってめちゃ書きましたが、

心の栄養、ストロークっの正体って、

結局、「愛」ですよね!

自分を愛し、人を愛す。

人間って、やっぱり、
「愛」が大切なのです。

長くなりましたが、
最後までお読み頂きありがとうございます!!

カウンセリングで、いつも伝えること!

今ここが「今の最高到達点。」

その考え方が自分の中で深く定着してきました。

今この瞬間が最高の場所、
それが定着した時、起こってくる出来事を楽しめるようになり、求めることが少なくなります。

今ここが、最高なわけですから(笑)

病気になっている人でも、やっぱり今ここは最高なわけです。

性格、環境、病気でも
「短所を改めれば人は成長する!」
多くの人はこの考えが根強いのではないでしょうか?

少なくてもこれをバリバリ僕は持ってますけど(笑)

しかし、
短所とは何なのか?

人は、それぞれ特質を持っています。

その特質を生かしきれなかった時、
短所と呼ぶようです。

(逆に生かしきれたら長所)

よく長所と短所は表裏一体だと言われますが、

そもそも生かしきれてないだけなのですから、直すべきものなどないのです。

 

直すべきものなどない。

この感覚が定着した時、
変化が起こります。

 

変える必要がないと思う時、
変わりはじめ、

 

しなければならないことなどないと分かったとき、行動的になる。

 

 

そして、

感覚を抑えつければ、抑えつけるほど、
ますます感情は暴れだします。

 

起こってくる感情を味わっていると穏やかになってきます。

 

つまり、

今ここ、最高!!マジ完璧!

と思えたら、次のレベルへステップアップします。

 

反対に、

「まだまだダメだ。」と思うなら、
まだまだそこにいて学びたいということですから、そこに居続けるわけです。

で、今、

「ダメだ!」

も思うことは、

永遠に「ダメ!」です。本当に。

 

 

で、カウンセリングを終盤、

僕はいつもクライアントさんにかける言葉があります。

 

それは、

「今どんなあなたでも、
過去のあなたが一生懸命、頑張ってきた結果ですよ!だから、今までよく頑張ったって自分を認めてあげてくださいね!」

 

自分のこんなところが嫌い、
こんなところを直したい。そう思っておられる方が多いです。

 

でも、

直さなくてもいいんで。

どうぞ、そのままで!