悩みを突破できる心、それは自由な創造性。
繰り返している行動に気づいたら、次にやることは創造すること!
この創造する力も潜在意識の流儀に沿って少しずつ、ゆっくりで良いみたいです!
潜在意識の成長。
ゼロに戻って、
今までやってきたことを再現してから、
それからその上に新しいことを付け加え、
出来上がったものをいったん壊す。
そして、もう一度、
同じことをやってから、
その上に新しい要素を乗せていく。
こんなふうに最初に戻って作って、新しいものを乗せて、壊して、また最初に戻って作って、新しいものを載せて、また壊して・・・
この繰り返しで少しずつ新しいものを加えていく。
意識の世界で考えると、スーパーめんどさいですね・・・
とても効率の悪いやり方のように思えますが、これが潜在意識の世界では成長の仕方らしいです。
一回やったところまで戻って今までのプロセスを全てを復習してからこれからの新しい部分に取りかかるようにする。
こんなふうにしていると最初のほうは何回も繰り返されるので土台をしっかり固めながら、その上に日々の新しい要素を加えていくことで潜在意識にまで浸透するようです。
意識の世界の常識は何も毎回最初にまで戻らなくても、今までのところから新しいものを乗せたらいいじゃないかと考えてしまうのが当たり前です。
しかし、悩みにぶつかったということは意識の世界の考え方では、もうそれでは間に合わないというところまであなたが成長しきったということらしいのです。
ですから、悩みにぶつかった時に、
1回最初に戻ってこれまでのプロセスをたどり、その上でそこに新しいものを加えるという形を取りながら進化していくという潜在意識の世界の進化の流儀に従わなくてはならないのです。
1から作り変える
例えば、
顕在意識を使って表面的に変われる変化を家のリフォームとします。
壁紙やフローリングを新しいものに張り替える、和室を洋室に変えるなど、
そんな程度であれば、今の家にちょっと手を加えるだけでも、自分に満足いくリフォームができるかもしれません。
心の奥深く、潜在意識の中の変化は、慣れ親しんだ2階建ての家を3階建てに建て増しするようなものです。
そうなると、
単純に2階の上に3階を付け加えるばいいというものではない、
もともと2階建てとして設計されている家ですので無理やり3階部分を乗せたら全体に耐えきれなくなって、やがては家が崩れてしまうことになるかもしれません。
そうなると、
2階建ての家を全て壊して、新しく3階建ての家として1から作り直していかないといけない。
これが人の成長ということらしいです。
これを知ると、
また最初に戻って同じことしてるよ・・・
とガッカリしているあなた、成長の真っ最中かもしれません(笑)
悩みにぶつかったということは、
リフォームで対応できる程度の顕在意識のレベルでの成長段階を終えてしまったということ。
それ以上の成長意識レベルでの成長するためには文字通り、
一度、家を解体してから、
自分を捨ててから、新しく立て直せないとはいけない。
新しい自分に生まれ変わらなけらばいけない。
しかし、
1回解体してに戻ること、今のままの自分を捨てる、と言っても具体的にどうすればいいのでしょうか?
自分を捨てる=初心に還る
例えば、
僕はステップボーンカットという、特許を取得しているカット技術を学んで、そのカット技法を使って仕事をしています。
ステップボーンカットを修得する前は、
若い頃は、普通のカットでもお客様に喜んで頂いてましたが、
自分も30代半ばとなり、年配のお客様も来て頂けるようになり、髪は年齢と共にデリケートになりますので、スキバサミを使うと髪がバサバサになってましいます。
でも、まったく髪をスカなかったら髪は痛みませんが、スタイルは重くなる。
何か今までの技術に納得がいかなくなりました。つまり、悩みにぶつかったのです。
今までの話ではこんなときは、
自分を捨て新しい自分に生まれ変わる時は来たんだと考えるのでした。
そこで、今の自分を捨てるということ。
つまり初心に帰るということらしいのです。
初心ということは、ゼロに戻る進化の発端。
これを僕のケースであてはめると、はじめてスタイリストになり、ヘアデザインをした時の自分に還るということです。
精神の論ではありません。
初心に帰れと言うと、
普通は
「最初の頃の情熱や、謙虚な気持ちを忘れるな」
という意味で使われることが多いと思います。
しかし、情熱を取り戻せ、謙虚になれと言ってるのではありません。情熱や謙虚さだけでは問題は解決しません。
創造しろと言うことらしいです。
創造することで変わる!
初めての時にはまだ経験も実績もありませんから、ほとんど全く前に道は見えない状態だったはずです。
あなたの前に道はなかったのです。
もちろん他の人の仕事をヒントにしたかもしれないし、先輩からアドバイスをもらったのかもしれませんが、
でも、最終的に自分が仕事として作り上げたものはその時点ではまだ自分の頭の中にすら存在していなかったのです。
話を戻しますが、
ステップボーンカットは従来のカットの切り方、理論も全く違います。
実技と筆記テストもあり、本当に、今までの技術を横におき、また新人スタイリストに戻ったように試行錯誤しながら1から一生懸命練習しました。
この新しいカットを修得したことに、より僕の悩みは解決し、また楽しく仕事をできるようになりました!
新しいことをせず、今までの技術に執着していたら僕はまだ悶々としながら仕事をしていたかもしれません。
何が言いたいかと言うと、
みんな最初はどんな仕事をでも、
おそらく試行錯誤し悩みながら考えながら、仕事を作り上げて行ったはずです。
あなたが創造して行ったのです。
その感覚を思い出してみましょう。
悩みも同じ!
経験を積めばよいことばかりではない。
経験を積めば積むほどの新しく創造していくという感覚的が失われていき、
多かれ少なかれ過去の経験をなぞるだけの作業をしているという感じになりがちです。
しかし悩みぶつかった今、今までの経験や実績では対応できないレベルまであなたを成長していたかもしれません。
もちろん昨日までと同じようなプロセスはあるのですが、それをあたかも初めての仕事をする時のようにやる。
最初は、今のように、
すでにできるとわかっていることをこなすのではなくとまどいながら一歩一歩創造していたはずです。
その創造する力で再び仕事に向き合う。
この話を悩みに置き換えたらどうでしょう?
悩みも同じでよね。
人は悩んだとき、効果がない行動を繰り返してしまいがちです。
それは、その方法が過去に少しでも効果があったから。
その過去の経験の影響で、
その方法をなぞるように繰り返してしまいます。
繰り返しているのは問題ではなくあなたの行動や捉え方。
以前の問題と今の問題は全く同じではないので、
新しい方法が必要かもしれません。
物事を初めてやる時のように、ワクワクしながら楽しく、創造しても良いのです!
ということで、
創造してする心だけが、悩みを越えていける。