インナーチャイルドワーク・イメージの世界

インナーチャイルドワークはヒプノセラピー(催眠療法)の一種です。

催眠療法の聴くと

どんなイメージですか?

『あなたはだんだん眠くな〜る。』

僕は最初これをイメージしていました(笑)

 

しかし、

10月最初に受けた心理カウンセラー養成講座で

これをクライアント側でやってもらったり、

カウンセラー側で実際にやってみたりいう演習をして、

『催眠=眠くな〜る!』

のイメージは払拭されました(笑)

 

気持ち良くて、色んなイメージが鮮明に出てきて悩みが解決するという結構楽しいセラピーでした!

 

 

そもそも催眠状態とどんな状態なのでしょうか?

実は催眠状態状態は、

1日平均十数回は自然とこの状態になると言われています。

夢中で本を読んだり、テレビを見ている時、誰かに声をかけられても全く気づかない、考え事をしていたらあっという間に時間が過ぎてしまっていた。

これも一種の催眠状態です。

催眠状態のことを心理学では、

変性意識状態と言うみたいですが、

実際に催眠状態に入っても意識はしっかりとあります。

簡単に言うと、

起きている時と眠っている時の中間が催眠状態です。

 

 

アルファ波(12〜8Hz)は良く聞くと思いますが、リラックスや集中、瞑想している状態がこれにあたるようです。

ちなみにスポーツ選手が一番力を発揮すると言われてのは10Hzです。

シータ波と(8〜4Hz)は

浅い睡眠・深い睡眠状態がこれにあたるようです。

催眠状態になる脳波は

7.8Hzでこれは起きたて、寝る前に近い状態だと言われています。

 

 

7.8Hzの状態にカウンセラーは誘導して心の体をリラックスさせることからヒプノセラピーはじまります。

催眠状態に入るメリットは

催眠状態は心と体がリラックスするので

意識が一点集中がしやすくなり、集中力が高まりイメージが湧きやすくなります。

副交感神経が優位になり、

大脳新皮質の優位性が弱まり、

大脳辺縁系(潜在意識)へのアクセスがしやすくなります。

つまり、その集中力を潜在意の内側へ向けさせることによってクライアント自らの力で問題解決へと導いていけます。

受けた感想は、

寝起きに近いなので気持ち良い感じですが、意識もはっきりしていて、カウンセラーから質問されたことの映像が浮かんでくるので個人的にはとても楽しかったです!

 

○人にお願いできない

僕がこの問題に気づいたのは、

入院中、美容のお客様でもあるセラピストさんが病院でカウンセリングしてくれて、その悩みに気付きました。

僕の相談は、退院してやることをリスト化してやらなければいけないことが沢山ありこの体力でそれが出来るのか?

ということからくる不安でした。

そのセラピストさんは、

『誰かに頼めないの?

頼むっていう発想がないよね?』

も言われた時、

『ほんまや!』

とその問題に気づいたのです。

 

僕は人に恵まれているため、

みなさんにお世話になっていることは本当に多々あるのですが、

自分からお願いできないという問題を抱えていました。

でも、自動思考、この考え方を昔から自然にやっているから自分では気づけなかったのです。

 

そして、10月の心理セラピスト養成講座に行った時、

『人にお願いできない。』

というテーマでヒプノセラピー(催眠療法)をやって頂きました。

 

『深く〜深呼吸して〜』

というカウンセラーの誘導から入って、

だんだんリラックスして気持ちよくなってきます。

『人にお願いできない』

1番最初にその思いを感じその時間に戻ります。

面白いのは、

どこにいるのか?

誰といるのか?

どんな状態か?

などセラピストの質問によって、

頭の中にイメージの世界の世界が広がっていきます。

 

僕の頭の中(潜在意識)から出て来たイメージは、中学校の校庭です。

僕はずっとラグビーをしていましたので場面は練習が終わったところでした。

感覚的に1年生であることがわかります。

僕は、その頃フォワードをやっていて、本当はバックスがやりたいと思っていました。僕は悩んだ末、練習が終わった後顧問のの先生、

『バックスに行きたいです。』

と申し出ます。

しかし、顧問の先生は

『バックスでも良いが、今はチームのためにそのポジションにいてくれ。』

そう答えが返ってきました。

12歳の僕は、悩んだ末のポジション変更の申し出でかなりショックを受けたのを覚えています。(もちろん、顧問の先生が悪いわけではありません。自分の捉え方の問題です。)

その時、

12歳の僕は

『人にお願いできない。』という決断をしたのかは分かりません。

ただこのセラピーを受けるまでそんなことは忘れていたし、全く気にもしていませんでした。

人は意外と簡単なことで無意識にルールを作っているのかもしれません。

潜在意識はその時必要のイメージを出してくれるらしいのでそれが必要だったのかもしれません。

しかし、今の僕は12歳ではなく、

いい大人なのでそのルールが不要であることは簡単に判断できます。

 

しかし、

大事なのは無意識に気づくこと。

気づいていないとやっていることに気づくいていないのでやり続けます。

 

そして、最近、

人にお願いできることも多くなり、

『あれ?前よりお願いできるようになってるなぁ。』

と感じるようになりました!

ヒプノセラピーって面白いし、

すごいです!!

カウンセリングはこちらから。

http://enmoto.moo.jp/%e3%82%ab%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%82%bb%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0/

人付き合いの悩みが楽になる考え方

1957年、医者のエリックバーンという人が創始した理論に「TA の哲学」というものがあります。

 

TA というのは、transactional analysisの略で交流分析療法のこと。

 

人間関係をスムーズに行うための目的としても使われています。

 

 

これを日常生活で意識すれば、

自己成長や人間関係が円滑になり楽になるのではないかということでご紹介させて頂きます!

 

その「TA の哲学」の中には3つの信条があります。

どれも大切な内容ですので、

1つずつ書いていきます!

 

 

 

先ず、1つめ、


・人は誰でもOKである



というものがあります。
この考え方のOKとは人には皆それぞれ価値があるということです。

自分達はは本来、この地球上に一人しかいない貴重な存在です。

 

そして、一人ひとりが全く同じ経験をしている人がいません。人は一人ひとり存在しているだけ価値があります。

 

「間違っている」とか「正しい」という価値観とは関係なく、容姿や経済面、考え方、または国籍などによるものではなく、人は生まれながらにして基本的に価値があり一人ひとりがOKであるという考え方です。

 

一人ひとり価値があり、一人ひとりが2つとない経験をして考え方や価値観が形成され生きています。

 

この考え方を日常生活に応用すれば、

何か意見の食い違いや、トラブルがあったときも相手に対して、
「価値のある、あなたの立場からはそう見えるということですね!」
ということでなり気にならなくなります。

 

人は1人ひとりが別の自分の世界に生きています。自分の世界に連れてくる必要もないし、相手の世界にいく必要もない。他の人の世界から学ぶことも出来るし、そこから自分の世界を改善することもできる。

 

 

そう思えた時、

気の合わないあの人のことを、
「この人はどんな世界で物事を見ているのだろう?」ちょっと気になったり。

いつもより楽しい毎日になることでしょう!

 

 

続いて、


・人は誰でも考える力を持つ



すべての人は皆、特別な事情(病気、事故、脳の障害など)を持っていない限り、誰もが考える能力が備わっています。

考えるのが苦手という人は、そう思い込んでいるだけで考えるとこができます。

 

 

ということは、

人は皆、自分で自分の問題を解決できる力があるということです。

 

 

そんな捉え方で身近な困っている人をみれば、
「大丈夫、うまくいく!」
と、応援できて、自分も相手も必要以上に落ち込むことはなくなるのではないでしょうか?

 

 

最後は、


・人は自分の運命を決め、そしてその決定を自分で出来る

 

僕はこれが一番好きな信条です。

 

人は1人ひとりみんながOKですが、人間なので間違った行動もとります。

その間違った行動をとる時、幼い頃に身につけたルールにしたがって行動することが多々あります。

 

幼い頃に身につけたルールは、その時々で非常に効果のあるものでした。(両親に愛してもらうため、見捨てられないため、自分を守るためなど)

しかし、
成長するにしたがって効果的でないものが効果的でないものや必要でないものが出てきてしまいます。3歳~13歳までにこのルールができいるので、3歳~13歳までの子供の判断で作ったルールを大人になっても守っていたら不具合がでてもおかしくありませんよね!

 

ちなみに、このルールは3歳~13歳までに作られると言われている潜在意識に書き込まれています。潜在意識は8~13歳までにクリティカルファカルティと呼ばれる膜ができ、それ以降の潜在意識への書き込みができなくなります。

 

 

それでは今はどうでしょうか?

大人になった自分達はその不具合がでているルールを改正せずのまま続行するのか、いらなくなったルールを無視するのは自分達次第です。

 

すなわち、自分で決められるので自分の感情や思考、行動に責任があります。

 

 

そして、幼い子供の立場で自分で決めたルールですから、自分が変えたいと望むのであれば今の大人になった自分なら変えられるはずです!

 

この不要になったルールをひとつずつ見つけて外していくこと。

出来ると思って来たことが、出来ないことを知ること、出来ないと思って来たことが、出来ることを知ること、そして実際に行動することなど。

この積み重ねが人生や運命を変えていきます。

 

 

人って、幼い時から沢山の経験をして大きくなってるんです。

喜びの体験や、悲しい体験、さらに、理不尽なこと。

カウンセリングに来られる方は傷ついた経験をしておられる方が沢山おられます。

 

その傷を癒して、本当の意味で前に進む。

それができるのは自分自身だけです。

 

 

いかがでしょうか?
この3つの信条を使えば、

人との摩擦が少なくなり、必要以上な同情もなくなり、自分で自分を変えることに勇気が沸いてくると思いませんか?

 

最後までお読み頂き、ありがとうございます!

 

カウンセラー美容師

圓本高士