カウンセリングを受けたらどうなる?

 

結論からいうと、

「自分の思いを変えられる。」

 

僕がやっているカウンセリングは、

何かをその人に有効なアドバイスをするようなものではありません。

 

『会社(または家族、友人)に

こんなひどい人がいるんです。』

 

とご相談を受けたとします。

 

ご相談者の方は、

こんな迷惑を被った、

気持ちが落ち込む、

理不尽なことを言われるなど、

悩みの現状を話します。

 

 

普通の友人関係の相談なら、

『自分もそういうことあった。』

『色んな人いるよね。』

『距離を置いてみたら』

『自分の場合はこうやって解決した』

などなど…

という会話になるでしょう。

 

しかし、多くの場合は、アドバイスや説教、正論で、悩み、問題は

解決しません。

 

 

例えば、

違う学校に通っている、

高校生のラグビー部の

A君、B君が男子がいるとします。

 

A君は、

コーチに理不尽なことを言われると、

B君に相談しているとします。

 

A君、『俺、この間、コーチにこんなひどいこと言われちゃってさ…』

 

B君、『分かる、分かる、いるよな。そんなコーチ!そういう時はこうして、ああして…』

 

でも、

多くの場合は問題は変わりません。

 

それは、

A君とB君に共通していることは、

ラグビーをしていて、理不尽なことをいうコーチがいるというだけです。

 

それぞれのコーチは年齢も経歴も違う、違う人生を歩んできたはずです。

考え方、捉え方も異なるはずです。

 

そして、

相談している人も、相談を受けている人も別々の人生を歩んできた存在です。

性格や能力もまったく違う。

 

ゆえに、

残念ながらどんな一生懸命、

自分の経験を基にしたアドバイス、説教をしても人は変わらないです。

 

それは自分に合った解決策で、

その人に合っているか方法かなんて

わかりません。

 

では、カウンセリングでは?

 

コーチが理不尽なことを言う。

その瞬間のことを相談者の方に鮮明に思い出して頂きます。

 

いつ、どんな場所で、誰といて、

どんな状態で、どんな言葉で

などなど…

 

具体的に思い出していく。

 

すると、

何かをその言葉を言われた瞬間、

嫌な気持ちになる相談者がいます。

 

問題は、

なぜ、その言葉で

理不尽なことを言われたと思ったのか?

自分の受け取り方です。

何でそう思ったのか?

 

つまり、

理不尽なことを言われたことより、

自分の受け取り方が、

その言葉、出来事を受け入れていないということ。

 

言葉や出来事は、実は

テレビのCMのようなもので、

見ただけ聞いただけでは

人を変える力を持っていません。

 

テレビCMを見て、

ほしい、ほしくない、

はすべて自分の心で決めているはずです。

 

実は、

言葉、出来事に意味はなく、

自分が受け入れるかどうかによって

自分の感情が決まっていくのです。

 

ですから、

カウンセリングでは、

その思い通りになっていない、

受け入れてられないと感じている

思いを見つけていく作業を行います。

 

それが見つかった時、

悩みそのものが消滅します。

 

 

悩みの原因は、

いつも、ひとつ前にある。

 

 

ということで、

僕に出来るのは

相談者さんが自ら変わっていくお手伝いをするだけ。

変わるのは相談者さん自身の力で

変わっていきます。

 

カウンセリングのご予約・お問い合わせは⇩

http://enmoto.moo.jp/%e3%82%ab%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%82%bb%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0/

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