たとえば、
「人に何かしてあげたい」という想いから、
どんどん何かしてあげる。
でも、
気が付けばそれが自分の重荷になっている。
「人に何かしてあげたい」
その想いが、何もしない人を批判し始めます。
その
「人に何かしてあげたい」想いが、
「人に何かしてもらいたい」人を引き寄せます。
これは、
努力によって解決されるものではなく、
自分を責めてみたところで解決されるものでもありません。
「何かしてあげたい人」と
「何かしてもらいたい人」は
セットであり、自分が頑張れば頑張った分だけ、尽くせば尽くした分だけ、
相手の要求も強くなっていきます。
そこで気がつきます。
「なぜ、良いことをしているのにこんなに苦しいのか?」
つまり、相手に集中していた意識を内側に向けてみる。
人に尽くさない、頑張らないという選択をすることに何かの恐れがある。
本当の自分はこの選択によって、
何を恐れているのでしょうか?
「人助けは良いこと」という想いを持っていると、助けてほしい人を見るとほっておくことができません。
まずは、この「助けなくてはならない」「~ならない」を手放してみましょう。
助けられなくても良いんです。
それより大切なのはまず自分が幸せになることです。
「人に尽くしたい」という思いが、
「人に尽してもらいたい」人を引き付けるのです。
人は、特定の価値観を持っています。
この価値観により、人を良い体験、悪い体験
、両方を経験します。
強すぎる価値観は、最後は辛いこと体験
を引き起こすことが多いようです。
そして、
もうどうにもならなくなったところで、
「もうええわ!!」
と価値観を手放す。
この慣れ親しんだ価値観を手放すことで
中立なニュートラルなポジション
に立つ。
これで、
この価値観の学びは卒業となるようです。
やっても良いし、やらなくても良い、
義務感でなく、
自分で選べるポジション。
実際のカウンセリングでも、
この価値観が強すぎて、選択肢が
「~ねばならい」の1択になっていて、
苦しんでおられる方がおられます。
そして、
肩の力を抜いて自分で選べば、
自分の選択に自信が持てるようになります!
と偉そうに書いてますが、
僕もそんなときが多々あります。
人はこういうものを沢山持っていて、
価値観を握っては学んで、手放す、
握っては学んで、手放す。
そうして成長しているように思います!
そして、成長するために手放すことがとても重要です。
握っていて手放さないと、
次が握れませんので(笑)
ニュートラルポジションに立ちたい人の、
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