変えられるものに集中する!

 

カウンセリングをしていると、色々なお話を聴かせて頂きます。

 

おもに、

ネガティブな出来事、

嫌な感情を感じたことです。

 

 

しかし、

 

ネガティブな出来事、

嫌な感情を感じた時、

 

それは自分が、

本当はその状態を改善できる、

求めるものを手に入れられる。

その可能性があることを確信している時です。

 

 

人はどうでも良いことには心は動かさない。

 

 

例えば、

 

「明日、全人類はハトになる」

 

これを読んだ時、

あなたの心の動きはどうでしょう?

 

 

どうでも良いし、なるわけねーーし。

(まぁ、ほんとになったら困りますけどね)

 

そう思ったのでは?

そして心は動かなかったのでは?

 

 

本当に可能性がないと思っていることに、

人の心は動きません。

でも、

できる可能性があると思っているのに出来ていないことに心はザワザワするし、モヤモヤする。

 

 

嫌だ嫌だ、できないできないと言いながら、本当は1番自分が

「自分はできるという可能性」

を信じているかもしれません!

 

 

その場合は、

信じる気持ちを大切にして、

思いっきりチャレンジすれば良いと思いますが、

 

しかし、

 

諦めなければいけない時もあります!

 

 

それは、

 

例えば、

他人、過去、天災、老化など、

変えられない領域のものを変えられる領域だと勘違いしている時。

(たとえば、地震についていくら悩んでも地震は来るときは来ます。僕らにできるのは準備だけです)

 

 

 

また、人間関係の場合は、

 

他人を自分のチカラで変えられると信じている時、その行動から人間関係の破滅に向かうともあります。

 

 

自分は他人を変えられると信じるがため、

批判する、罰する、目先の褒美で釣る、無視する、

 

こうしたアプローチを繰り返した場合、

職場であれ、友人であれ、親であれ、子供であれ、人間関係は破壊されます。

 

 

それは、

人は本能的に苦痛を避けるからです。

 

 

特に人間関係の場合は、

 

例えば、

 

自分が人に何か伝えて、その人が変わった場合、

 

自分が言ったら変えられる。

自分が言ったから変わった。

 

と人は勘違いしがちですが、

 

 

実は相手が自分で勝手に変わっているのです。

 

 

僕らができるのは、情報を伝えることだけ。

変われる情報や、良い情報を伝えるだけ。

 

それを受け取るか受け取らないかは、

相手に主導権があり、自由があります。

 

つまり、

相手が数ある情報の中から、

その情報を選択して、自分で変わっているのです。

 

 

ということで、

嫌だと感じること=変えられると思っていることです。変えられると思っているから受け入れられない。

 

そして、

何を受けいれられないのか?

はっきりさせる。

 

それは、

変えられる領域のものなのか?

変えられない領域のものなのか?

これもはっきりさせる。

 

 

そして、

変えられないものに集中するのではなく、

自分に変えられることに集中すること。

 

これが悩みを解決する糸口になるかもしれません。

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