カウンセリングってどんな感じ?

カウンセリングってどんなことしてるの?ということを良く聞かれます。

カウンセリングには色々なやり方があり、

なかなか、これって説明できないので今回はその記事です。

 

もちろん、何か悩みを相談させて、

「へえ~、そうなんですか?大変ですね。」

「では、こうしてみたら?」

みたいな感じではありません。

(友達ならこういう流れで進みますよね)

 

専門的な聴き方があります。

今日は具体的に、どういうふうに進めていくかざっくりですが、

書いてみたいと思います!

 

僕は3ヶ月の入院の後、一ヶ月の自宅療養をしていました。
その時、幾度となく襲ってくる不安。

それを自分でカウンセリングしていたのでそれを例に書きたいと思います!

 

カウンセリング事例

 

まずは状況を把握する。

カウンセリングを実際に行う時は、しっかりとクライアント様の声を聴き、検証していき、状況を明らかにしていきます。

朝、病気の痺れが上がってきて、

朝寝ていると未来に対する不安を感じてきます。

こんなことで、仕事に復帰してお金を稼げるのか?

そんな思いと共に、

「仕事でお金を稼げないダメな自分だ」と、

一人悶々と考え込んでしまっていました。

 

 

そして、この考えや感情を感じた瞬間を捉えていきます。

 

この状況を事細かに分析していき、この感情を感じた瞬間を捉えていきます。
そして、自分の中には起こっている反応を見ていきます。

まず感情です。人間には、本物の感情と、偽物の感情があると言われています。

本物の感情は、悲しみ、恐れ、怒り、喜び、

偽物の感情は、憂うつ感、劣等感、屈辱、憎しみ、不安、

これは本物の感情が形が変えたものだと言われています。

 

ということで、

「仕事でお金を稼げないダメな自分になってしまった」

という考えの中には、どんな本物の感情があるのか分析します。

 

僕の場合は、

悲しみ10% 恐れ60% 怒り30%

でした。

 

また、その時の身体反応、行動も見ていきます。

 

たえとば、行動は、

横になったまま溜め息をつく。ストレッチをして痺れを緩和する。

 

その時の思考を詳しくみていきます。

  • またダラダラしている自分がいる。
  • 計画通りにできないなぁ。
  • 仕事復帰したいのにこんなことしてる場合じゃない。

などいう思考をしていました。

 

この中で恐れ60%を占める思考に関係していると思われる、

「計画通りにできない、

仕事復帰したいのにこんなことしてる場合じゃない」

のいう思考を見ていくことにしました。

 

人が何らかの考えを持っているときそれはメリットとデメリットがあります。

ということで、
仕事復帰したいのにこんなことしてる場合じゃないのいう思考のメリットとデメリットを見ていきます。

メリットは、

  • 自分をなまけさせないようにする
  • 計画と一致させて望む未来を手にできる
  • 早く仕事に復帰する方法を思い付くかもしれない

デメリットを、

  • 心からリラックスできない
  • イレギュラーで怒ったできごとを楽しめない
  • 目の前にある、お金や時間に目を向けない

 

次に、

「計画通りにできない、仕事復帰したいのにこんなことしてる場合じゃない」と思う理由、事実を見ていきます。

  • 朝、寝ていただけでだった
  • 計画していたことができなかった
  • 入院のしていたし、早く仕事をしなけばならない

思考について、メリット・デメリット、事実などを把握していき、

ここで反対思考を作り出します。

「計画通りにできている、こんなことをしていても仕事に復帰できる」

という思考を作りだしました。

 

そして、この思考の視点から見た事実を拾い上げていきます

  • 朝は寝ていたけど、昼からしっかりやることをやっている
  • 病気のなのだからゆっくりするのも仕事
  • すべてを計画通りしなくても良い
  • 大事はところだけ楽しみながらやれば良い
  • 朝痺れて寝ていることをやめたから仕事に復帰できるわけではない
  • 何をするかが大切でゆっくりしてしていても仕事はできる

 

ここで第三者から見た考え方も見ていきます。友人や尊敬する人、だったらどうする?

別に休んだら良い、1番大切なことを短時間でもコツコツやれば良い。

 

これらを踏まえて新たな思考を作り出します。

朝は動けないし、計画通りにはできないし、入院のしていた分、早く仕事に復帰しなけいけない。

しかし、

朝は動けなくても、昼からは動いているし、ゆっくりするのが仕事であり、朝は無理やり動いたところで、仕事に復帰できるわけではない。計画通りにするのではなくイレギュラーなことを楽しみながら仕事に復帰していけば良い!

 

その新たな思考を作った後、ダメだと思っていた自分は以外と頑張っていたと気づくことができ、
悲しみ5%、恐れ35%、怒り10%と減っていました。

(0%にする必要はありません。)

こうして事実を見ていき、事実が書き換わり、

「あまり考え込まなくてもいいかも。」となり、

(このセリフは結構、皆さん言われます)

気持ちが楽になり、問題に対する考えが柔軟になり、

チャレンジしやすくなります。

 

このように、

自分で自分ことはわかりません。
僕の場合は、

「こんなんじゃダメだ!」

「まだまだだ!」など自分に鞭を打つ思考の癖があったりします。(ドMか?)
しかし、カウンセリングなどで、

視点を変えたり分析したりすることで、

客観的に自分を見つめ直すことができ、

自分一人では片寄りがちになる考え方から抜け出し、ニュートラルな事実を知ることで自己改革していけます。

そして、何でこんな考え方をなのだろう?と掘り下げて行くと幼少期に原因があったりします。

思考には癖がありますから繰り返します。

繰り返している悩み、考え込んでしまう悩みなどをお持ちの方、

自分と向き合いたい方は、

ぜひ、カウンセリングへ!!

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