こんばんは!
カウンセラー&美容師の圓本高士です。
今回は、
カウンセリングでも非常に多いテーマで。
悩みの9割が人間関係だと言われています。
特に親子や家族は、
環境がなかなか変えられないのでストレスをためてしまいがちです。
僕のカウンセリングはその他に、
「本当にやりたいことがわからない」というテーマの方も多いですが、
しっかりお話を聞いていくと、人間関係の問題が関係していることも少なくありません。
では、
どのような手順を踏めば良いのか?
その手順を5 Stepに分けて書いていきたいと思います!
Step1. 自分が変わると決める!
Step2. 在り方を明確にする!
Step3. 自分と向き合う!
Step4. 心の仕組みを理解する!
Step5. 気づきを現実化する!
以上が、5Stepです。
では、Stepごとに詳しく見ていきましょう!
宜しくお願い致します!
Step1.自分が変わると決める!
まず、カウンセリングとは、自分自身が変わるためにやるもの。
相手を変えるというポジションでは、何も変わりません。
もし、今、あなたが親子、家族の人間関係に問題を抱えていたとしたら、
その相手に思い浮かべてみてください。
その相手を変えるためにあなたは色々なことをしてきたのではないでしょうか?
例えば、
話し合ってみたり、喧嘩したり、気にしないようにしてみたり、お願いしてみたり…
でも相手は変わりませんよね!
一見、相手は納得して、その場は前向きな姿勢を見せ変わったとしても、またすぐに元通りになってしまうでしょう。
カウンセリングは、
「自分を変えるために行うもの」
僕はそう考えています。
「相手が悪い!」というポジションでは、何も変わらないのです。
それでは変わるのは相手次第になります。変わる主導権を相手に委ねてしまうのです。
自分の中に問題があると考え問題と向き合うことで、はじめて、自分で問題解決することができます。
自分が変わるのが1番悩みを解決するのに、最短の方法です。
Step2.在りたい状態を明確にする!
自分はどうなりたいのか?
どんな関係を望んでいるのか?
それを明確にしていきましょう。
人間関係の悩みは時として辛いものですが、その悩みが解決した時の成長は大きいもの。
どんな状況でも問題でも、すべて、今の自分に必要なことだと思います。
何かに悩んでいるということは、一見ネガティブに見えますが僕はそうは思いません。
例えば、嫌いな人と、
「あの人とは喧嘩ばっかりだ…」
「仲良くやっていけない…」
そうやって悩んでいる自分がいる。
でも、本当にどうでも良い相手なら、悩まないし、本当に出来そうもないことは悩まない。そう思いませんか?
そうやって悩むということは、
あなたが
「良い関係で在りたい!」
「今より良くなりたい!」
望んでいるということ。
そして、それをあなたができると思っているということ。
だから、できていない現状に悩む。
悩みって裏側にポジティブが隠れているんです。
だから、
「自分が解決できる」という、
高いセルフイメージ、健全な在り方を持ちましょう。
Step3.自分自身が陥っている負のスパイラルを見つける!
1回や、2回、何かうまくいかないことが起こっても悩みませんよね!
だから、悩んでいる人は、今に始まったことではないこと。
つまり、
悩みや出来事を繰り返しているんです。
ということは、
その悪循環に陥ってしまう、昔から振り返している自分のパターンがどこかにあるはず。
そのパターンを改善できれば、現実を変えることができる。
そして、このパターンこそが自分の問題点です。
これを明確にすることが大切です。
繰り返しになりますが、問題は自分の中にあると定義し、自分の問題点と向き合うことが解決の1番の近道です。
Step4.心の仕組みを理解する!
この自分の問題点であるパターンですが、自分でなかなか見ることができません。
パターンは、自分が作ったルールに深く関係しています。
人は、幼い頃にいろんな経験をして、自分の中にルールを作っていきます。
そのルールが自分では見えないんです。
なぜなら、
ルールそのものが、自分の潜在意識、無意識で判断、行っているものであり、それを行なっていることすら気付くことができないからです。
だからまずは、無意識の存在に気付くことが大切です。
例えば、
今日、片付けたい仕事をやろうと思っているけど、できなかった。
このような経験は誰でもあると思います。
やろうとしている自分、
やろうとしない自分。
つまり、
自分の中には、もう1人無意識の自分がいるということです。
人の意識は、
頭で考え意識はわずか5%、
無意識は95%だと言われています。
だから、
自分で作っているルールや、潜在意識のことなど心の仕組みを知り、もう1人の自分を味方につけることが、悩みを解決する近道になります。
Step5.気づきを現実化する!
最後は、やっぱり行動!
たとえば、
大事なセミナーが参加する日、知らない土地で道に迷って会場に遅れそう。
そんな状況の時、祈っていても道は分かりませんし、迷ったままです。
スマホで現在地から会場までの地図を調べる。
または、人に道を訊ねるなど、具体的な行動がしないと状況は変わりません。
行動とは、
現状と理想のギャップを埋めるもの。
自分の問題点に気づき、潜在意識の中のもう1人の自分を味方につけたなら、悩んでいた時とは、違う行動がとれるはずです!
その結果が現実を変えていきます。
以上が
「親子や家族の人間関係の悩み」を解決する5 Step!です。
親子や家族の問題の場合、またその他の人間関係の場合でもそうですが、
あの人のためだから。とか、
仲良くならないと雰囲気が悪くなる…
などなど悩んでいる人は、自分をないがしろにしがちです。
自分を認め、許し、愛せる。
その悩んでいる力をそんな自分を目指すことに使いましょう!
そのために、自分の思考・行動のパターンを見つけ、それを変容していくんです。
シンプルにこれだけです!
ということで、
最後までお読み頂きありがとうございます!
カウンセラー&美容師
圓本高士