なぜ、カウンセラーはすぐ答えを言わないのか?

こんにちは、カウンセラー&美容師の圓本高士です!

 

突然ですが、

カウンセリングって受けたことはありますか?

最近、カウンセリングという言葉は以前より聞くようになったものの、まだまだ受けた方は少ないと思います。

 

また、

「心理カウンセリング」というとどんなイメージをしますか?

人によっては、病気院やクリニックで診察や診療として受ける。そういったイメージが強いかも。

心が病んでいる人が受けるものだとか。

 

確かに病院などで普通に行われていカウンセリングは医療的な相談(診察や診療)、心が病んでいる人の回復を目的としているところがあると思います。

 

しかし、

実際の心理カウンセリングで、クライアントさんからのお話のテーマは、心の病からの回復を目的としているのでありません。

 

 

カウンセリングで多いご相談は、ごく普通の話。

 

普通の日常生活で抱える人間関係や仕事など、色々な悩みに対する相談が多く、病院の治療を目的としたカウンセリングとは違うもの。

普通にお話しするんです。

 

色々カウンセリングの仕方がありますが、

僕の学んだ心理カウンセリングは、

考えることを重視した心理カウンセリングと言えるかもしれません。

 

また、

多くの方が勘違いしておられるのが、

カウンセラーが何か悩みを解決する答えをくれるのではないか?チカラをつけてくれるもの。そういうものだと思われがちです。

 

悩みの問題そのものを解決するのが目的なのではなく、どうしていけば良いのかを一緒に考えて改善につなげていく。人生を豊かなものにしていくそれが心理カウンセリングだと思います。

 

そのためには

考える材料や枠組みが必要です。

 

そして、考えてり、検証したり、気づいたりして、自分の答えを探していきます。

 

心理カウンセリングは、カウンセラーが答えを答えるためのものではない。

「こういう場合はどうしたら良いですか?」というご質問。

それは、

心理カウンセリングではなくQ&Aなんですね。

Q&Aは、

答え(回答)を知っているか知らないかなだけであって、クライアントさんが自ら考えるようなものではありません。

ここにQ&Aと心理カウンセリングの違いがあるわけです。

 

Q&Aは、ネットで調べたりして、回答を得られれば問題は解決できたりするものです。

でも、

心理カウンセリングでお話しするような悩みはそういうわけにはいきませんよね。

 

クライアントさんは、カウンセリングに来る前に沢山の人にアドバイスを受けている!

色んな解決策を考えて、他の人からアドバイスもたくさん受けてきた。

それでも変わらない。そんな悩みがほとんどではないかと思います。

 

つまり、解決が難しい悩み。

そうであれば、

解決が難しい悩みを抱える中で、どうしていけば良いのかを考えていく必要があります。

だから、まず考えてる材料が必要です。

 

カウンセラーもまずはクライエント様からお考えをお聴きして状況やお悩みを知らなければ、考える材料も何もない状態では、

アドバイスすることも出来ません。

 

何も聴かずに人のことなんて分かりません。

だから、クライアントさんが、

「こういう時どうしたら良いんですか?」と、Q&Aで尋ねられても、カウンセラーは何も答えることは出来ないんですね。

 

もちろん、

お答えできるようなご質問ならお答えすることはできます。

でも、上に書いたようにQ&Aは心理カウンセリングではありません。

 

今のご時世、ネットで調べたら大体答えはありますよね。

わざわざカウンセラーに相談しなくても、調べれば誰でも回答できるような内容でしかありません。

もし、

カウンセラーがクライアントさんのQ&Aに、的を答えたしてもそれは、心理カウンセリングではないのです。

 

でも、

クライアントさんは、辛いので早く答えが欲しいのは当たり前です。

 

 

クライアントさんは、すぐにでも答えがほしい!

 

カウンセリングでお話しするような悩みは、

沢山の人に相談してきたはずですし、自分でも考えてきたはずです。

 

僕もそうでしたが、カウンセラーからアドバイスをされても、

「同じこと聞いたな。」

「これは自分には当てはまらない」

「それはもう試してダメだった」

などなど…

 

結局同じであり、自分で聞いたのに、カウンセラーにガッカリしたり

他の人の意見と、カウンセラーも同じこと言うのかと。

(自分で聞いておいて😆

 

結局は何も進まないのです。

 

 

カウンセリングの答えとは?

 

では、

カウンセリングとは何なのでしょうか?

Q&A(正解や答えではなく)、なぜ心理カウンセリング(考える)にするのか?

 

それは、人の答えではなく、

自分自身で考え、状況を見つめて、

自分の思いを変えること。

 

問題の答えを人に聞くのではなく、カウンセラーの質問や、状況、過去の事例を考える材料にして自分の思いに気づいていていく。

 

それができた時、問題は解決へと向かいます。

 

というわけで、

最後までお読み頂きありがとうございました!

 

カウンセラー&美容師

圓本高士

感情を感じれば、ステージアップできる!

 

こんにちは!

カウンセラー&美容師

圓本高士です!

 

今日は、「感情」についての書きたいと思います。

 

心理カウンセリングでは、時として感情を感じるということをワークの中で行うことがあります。

 

セッションの中で、

まずは、その感情を感じてみましょう!

とお話すると、

 

感情…それって関係あるんですか?

と、クライアントさんは思われるかも知れませんが、

 

 

実は、

感情を感じるということは非常に重要で感じることができればステージアップできます!

 

ステージアップ=変わることができる!

 

また、このご質問も多いのですが、

カウンセリングを受けたら、変われますか?

戻りませんか?

本当に変われますか?

 

確かに気になるところですよね!

僕は、いつも、

変われるけど、自分でやらなきゃいけないこともあるし、変わると決めた人だけ変わります。まず変わると自分で決めることが大切です!

とお伝えしています。

 

でも、そもそも、

変わるとはどういうことなのでしょうか?

 

 

変わるってどういうこと?

 

カウンセリングで、「変わる」ということは、

幼い頃から今まで取り込んできた理に敵わない思い込み、考え方、反応、

そういう余分なものを置いて、

今の自分で楽に身軽に生きていけるようになるということ。

 

カウンセリングをして、

もう一度、自分を育て直すんです。

 

その過程で、

問題があると思っていた自分に問題がなかったり、問題がないと思っていた自分に問題があったりします。

 

 

すべては、思い込み!

 

でも、その思い込みを、

見ないようにして生きるか?

腑に落として生きるか?

では、全然違いますよね。

 

その思い込みや、出来事を色んな角度から見ることによって新しい見方ができるようになります。

 

そして、

心理カウンセリングを行う過程、変わる過程で感情解放が必要な場合があります。

 

感情解放で本物の感情を感じよう!

 

ここで大切なのは本物の感情を感じること。

 

本物の感情は、

喜び、怒り、恐れ、悲しみです。

 

そして、感情は、

怒り、今の問題を解決。

恐れ、未来の問題を解説。

悲しみ、過去の問題を解決、

というように役割があって、

感情を感じて、それらをしっかり機能させていけば感情は消えていくと心理学では言われています。

 

しかし、これを偽りの感情を感じている場合はいくら感じても消えることはありません。

 

だって、偽物のですから本物の感情を感じない限り、その感情ら蓄積されていきます。

(これをラケット感情と心理学では言います)

反対に、適切な感情(本物の感情)感じることができれば、感情は早い段階で消えていくことになります。

 

 

 

感情は問題と関係あるのか?

 

え、感情?

そんなの関係ある?って思った方もおられるかも知れませんが…

 

 

めっちゃ関係あります!

 

 

例えば、想像してみてください。

 

自分は何もしていないのに、すごい嫌がらせされて大嫌いな人がいたとします。

もう思い出すだけで腹立つ、怒りを覚えてはらわた煮えくりかえるくらいの人。

 

 で、カウンセリング行って、

カウンセラーが

「色々な角度からみましょう!その人にも良いところがあるかも!」

とか言われても、いきなり大嫌い、心の底から嫌いで許せない人の良いところを見出せるでしょうか?

 

「そんなの見れない!」と思うでしょう。

場合によっては、自分が悪いと言われているように思うかもしれません。

 

だから、ちゃんと感情処理して冷静になって見ていく必要があるんです。

 

 

感情は感じて、ステージアップ!

 

ていうか、そもそも、

はらわた煮えくりかえるくらい怒ってるのに、そんな状況で見れないですよね。

「うーーー、むちゃくちゃ腹立つけど、あの人、良い人かもーーーーーー!」みたいな。

怒りながら笑ってる人みたいになってますよね。

だから、まず、溜まってる感情しっかり吐き出しましょう!という話なんです。

 

そもそも、

感情は我慢したり、押し殺すものではなく、感じるものです。

 

そして、感情は、ポジティブもネガティブも、良い悪いはありません。

 

感じきればスッキリして、冷静な自分を取り戻し色んなことに気づけるようになりステージアップできるんです。

 

そして、溜まっていたり、押し殺していた感情には本当の自分が感じてたメッセージ、気づきのヒントになる場合がほとんどです。 

 

ということで、

しっかりと感情を感じていきましょう!

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました!

 

カウンセラー&美容師

圓本高士

やりたいことを反対された時の、対処法!

こんにちは、

カウンセラー&美容師

圓本高士です!

 

今日はオンラインカウンセリングさせて頂きました!

 

 

さて、今日は、

カウンセリング事例と、

(クライアントさんに掲載の許可を得ています)

僕の体験談で、

やりたいことを反対された時の、対処法!というテーマで書いていきたいと思います。

 

今日も宜しくお願い致します!

 

●カウンセリング事例!

 

今日のクライアントさんのお話です。

「自分にしかできない生き方をしている人を見たら羨ましく思う、できれば自分もそんなふうになりたい!でも、どうして良いかわからない。やりたことが見つからない。」

そんなお話しでカウンセリングはスタートしました。

 

お話を聞いて、整理していくと、

いつもやりたいことを見つけてやろうとした時、反対する人が出てきて、やる気をなくしたり行動が止まってしまう。

このパターンがクライアントさんの中にあることが分かってきました。

「いつも」という言葉で繰り返していることが分かりますね。

 

 

 

●やりたいことが分からなかった原因!

 

そして、

「もし反対する人が現れなかったら何がしたいですか?」と質問してみました。

 

すると、出てくる、出てくる、

やりたいことが

めちゃくちゃありますやん😆

 

 

クライアントさんは、最初、

「やりたいことが分からない」とおっしゃってカウンセリングに来られました。

 

でも、本当は分かってるんです。

 

お話ししてていきついた答えは、

「自分のやりたいことを反対されて傷つきたくない。」

そんな思いを抱えていたクライアントさん。

 

お話を聞いていくと、

 

やりたいことに挑戦して、

反対されて、

やりたいことに挑戦して、

また反対されて、

そんなことを繰り返し、途中で諦めてしまう自分を責めていたんです。

 

 

いつしか、私、本気じゃないのかも?

本気になれることってなんだろう?

「やりたいことがわからない」になっていた。

 

 

だから、最初の

「自分のやりたいことを反対されて傷つきたくない。」この思いを変えることができれば、やりたいことに挑戦できそうですよね!

これが本当の原因です。

 

 

 

●人はみんなやりたいことはある!

 

人には、

達成したいことや叶えてたい夢、理想の人生の実現、やりたいことは沢山ありますよね!

悩みもいっぱいあります。

 

みんな、やりたいことを成し遂げたいと思っている人の悩みを解決したいと思っていると思います。

 

でも、

やりたいことができるか、悩みを解決できるかは、たった一つで決まります。

それは、本気かどうか。

 

 

●フリーランスは無理だと思う?

 

実は、僕も自分のやりたいことを反対する人に何度も出会っています。

 

ふっと思い出せることは、

 

今、僕は美容の仕事を自分の店ではなく、他の美容室の一角をレンタルして個人事業主として仕事をしていますが、

その働き方をするために、美容室の一角を貸してくれる美容室を探さなければいけませんでしたので美容室の紹介所に行った時のこと。

 

4年前になるでしょうか?

 

僕「美容室の一角を借りて、自分で集客をしていくので、お店を貸してくれるところを探しています。ありますか?」

店員さんの対応は

「無理だと思います、そんなに甘くありませんよ。他の方法を探されたらどうですか?」

僕はちょっと正直、イラっとしました😆

僕「これでやりたいんです。募集している店はありませんか?」

店員さん「無理だと思いますよ。探してはみますけど

「分かりました!」

ということで、紹介所は当てにせず、

お店に直接電話したりして確認したり、

オーナーさんにアポを取って、貸してくれるようにお願いして、貸して頂けるところを探して見つけました。

そして、今の働き方をしています。

 

 

●カウンセラーは甘くない?

 

また、

僕が難病で動けなくなり、

カウンセラーと美容師をすると決めた時にも、

「カウンセラーはそんなに甘くない!」と言われたり。

 

美容の相談所もカウンセラーもですけど、僕はやりたいと思ってやっているわけです。

反対している人は、僕が、「甘いから」フリーの美容師とカウンセラーをやろうとしていると思っているのでしょうか?

そんなこと一言も言ってないのに😆

考えてみたら変な話なんです!

 

 

 

●本気で決めよう!

 

でも、やりたいことを追いかけると、実際にこんな人いっぱい出てきます。

その時、自分が「できたらいいなぁ」くらいに思っていると負けてしまいます。

 

自分は、

「できたらいいなぁ!」

(エネルギー小)

あちらは、

「できるわけない!」

(エネルギー大)

負けそうでしょ😆

 

だから、ちゃんと「やる」って、本気で決めないといけないんです。

 

 そうしたら、どうしたらできるか?と頭のアンテナができるための情報をキャッチしてくれます。

悩みも同じで、解決すると決めれば解決できます。

 

●本気でも反対する人は出てくる!

 

でも、それやってても、

反対する人も必ず出てきます。

 

そんなの無理!

できるわけない!

そんなに甘くない!

  

そんな反対するという人が出てきたら、

どうします?

 

 

1人くらい出てきても何とかなりそうですが、

立て続け3人、4人、10人と出てきたら

心が折れそうになりませんか?

 

 

だから、

何かをやりたい、成し遂げたい、

悩みを解決したいという人は、

心構えが必要です!

 

 

●「できる」「できない」の説得ゲーム!

 

ここ心構えがないと、反対してきた人に、反撃してしまいます。

「そんなことない、絶対できる!」と

反論して、相手を説得してしまいます。

でも、相手も引くことはありません😆

 

「できる!」「できない!」

の言い合い

 

そこで使わなくても良いエネルギー使って、本来やるべきことができなくなってしまう。

意外とそんなことってありませんか?

 

●説得はしなくて良い!

 

でも、普通に考えて、その人や周りが何と言おうがやると決めたらやってみたら良い。

 一生懸命、その人を説得して、

「だったらできるね」なんて言ってもらわなくても良いんです。

 

それやっても結果に何の影響もありませんから、ただこちら疲れるだけ。

 

だから、

「そんなのできない、無理だ」反対された時は、

「あなたはできないと思っているんですね。私はやると決めているんです!」

終わりです!

そして、あなたのやりたいことを実現するために必要な作業に取り掛かりましょう!

 

 

●反対意見の人の特徴!

 

反対意見の多く人が、それをやったことない人です。

 

やったとことない人の、無理だのできないだのの意見を議論するだけ無駄です。

 

例えば、親や友達な先輩が、

「あなたのためを思って」系の心配してる系で反対の言葉かけています。

もちろん本当に心配はしてくれているでしょう。

 

でも、その人はあなたがやろうとしていることをこれまでにやったことがない。

だったらわかるはずがありません。

 

意外と色々いてみたら、何も知らない人が多いんです。

 

自分がやりたいことであるならば、

少なくても、調べ、できたところを想像して、それをやると決めたんです。

 

だから、

やったことない人の意見を聞く必要もないし、その人を説得しなくても良いんです。

 

「あなたはできないと思っているんですね。

私はやると決めているんです」

それでだけで良いんです。

 

●反対する人、上級バージョン!

 

でも、

たまに自分より少し成功している人が、

自分の経験をもとにそんなの無理、できないと反対してくる場合があります。

そんな時、あなたはどうします?

難しいですよね!

 

でも、

答えは簡単です。

 

 

その答えとは、

「知らんがな」です。

 

 

 

やると決めたら、ただやるだけです。

 

やるのは、反対している人ではありません。

自分自身です。

 

 

だから、

知らんがなで良いんです。

 

 

●迷ったら、成功イメージを再インストール!

 

でも、もし迷いが出てきたら、

イメージしてみましょう!

 

「なぜそれをやりたいのか?」

そのやりたいことは、

自分の価値観にあっているのか?

そのやりたいことを達成した日、

自分はどんな感情を味わっているのか?

そのやりたいことを達成した毎日は、

どんな毎日なのか?

 

それをきちんとイメージできて、

成功イメージを再インストールするんです。

 

そして、ワクワクしたら、あとはやるだけです。

 

でも、そこで、「やっておいたほうが良いかな?」と思ったらそれは外して、もう一度やりたいことを考えましょう!

 

それは、やりたいことをではありません。

 

自分を喜ばせるために、

心が喜ぶこと、やりたいことをやろう!

 

それでは、

今日も読んでいただきありがとうございます。

 

カウンセラー&美容師

圓本高士

カウンセリングの本当の効果を引き出すためにやるたった1つのこと。

こんにちは、

カウンセラー&美容師の圓本高士です!

 

AIやコロナなど、劇的に僕らの生活が変わり始めた昨今、人の心や心理カウンセリングの分野は以前よりメジャーな存在になってきました。

 

しかし、まだまだ日本は、カウンセリングって聞いたことはある。

心理学も勉強はしたことがある。

でも、カウンセリングを実際に受けたことがある方は少ないと思います。

 

 

受けた人でも、

「一回受けたら人生が変わった!!!」という方は少ないのでないかと思いますし、

「よく分からなかった!」と思われる方もおられます。

 

そもそも、

カウンセリングは、1回で魔法のように人生を変わるものはないんです。

そんなまだまだ馴染みのない心理カウンセリングですが、

カウンセリングの効果を最大限に引き出す秘訣を描きたいと思います!

 

 

カウンセリングって、どんなもの?

 

 

(今日は久しぶりに、対面カウンセリング!徐々に対面も増やしていきたいと思います!)

 

まず、

心理カウンセリングと聞くと、どんなものを想像されますか?

 

心の弱い人が受けるもの?

心の病にかかった人が受けるもの?

 

そして、

カウンセラーが話を聞いてくれて、問題を解決してくれるアドバイスくれる!

そんなことを思い浮かべるかもしれませんが、残念ながらカウンセリングはそういったものではありません。

 

カウンセリングはアドバイスとは異なり、カウンセラーがクライアントの悩みに対して、明確な解決策を提示したり、

アドバイスすることは原則的にありません。

 

 

 

●カウンセリングの効果!

 

心理カウンセリングの際は大切にされる原則は、

カウンセリングを通してクライエントが自らに向き合い、新しい理解や発見、洞察に自発的にたどり着き、

最終的にカウンセリングが終結した後には、カウンセリングにおける経験を生かしてクライエントが実生活の問題や悩みに主体的に自分で解決して行けるように導くこと。

これがカウンセリングの目的です。

 

ということは、

カウンセリングは、クライアントさん自身が自分の問題と向き合い、

カウンセリングで現場検証などを行い、物事を冷静に見る、自分の感情や思考、行動などを客観的に見ることで、

自発的に新しい発見や解決の糸口を見つけ出し、

カウンセリングが終わった時には、

その経験を生かして、自分で自分の問題と向き合って、解決していけるようにすること。

 

つまり、

自分に何かあったとしても、諦めることなく、その問題にしっかり向き合っていける強い自分を作ること。

 

これがカウンセリングの効果だと言えると思います!

 

自分の問題を他人や環境のせいにすることなく、自分で向き合うことができる。

そんな強い自分であれば、必ず問題は解決することができるはずです。

 

 

●強い自分を作るために、カウンセリングで何をするの?

 

カウンセリングではお話すると、

悩みを繰り返しているということにクライアントが気づきます。

 

カウンセラー「これっていつから何ですか?」

クライアント「うーん、昔からです

 

カウンセラー「昔からってどれくらい昔からですか?」

クライアント「幼い時から、お父さんが厳しくて

そんな会話です。

 

その時点では、今は大人だし、

「今ここを生きる!」ことが大切だというのに、子供時代の昔のことは関係ない!と思う方もいらっしゃると思います。

 

実際、クライアントさんに、

「このことが関係あると思いますか?」

と訊ねると、

「あると思います。」という方と「関係ないと思います。」という方がいらっしゃいます。

 

でも、

後者の関係ないと答えたクライアントさんでも、カウンセリングを進めていくうちに、

何度も何度も、同じ出来事、お父さんの話が出てくる方がいらっしゃるのです。

何回話しても、別の話をしても、いつも同じお父さんの場面にところに戻ってしまう、

クライアントと自身も、「あっ、また戻ってる…」みたいな感じに気がつくほどに。

そんな方がいらっしゃるのです。

 

そして、色々お話して、

これで原因はわかりました。

でも、これでは解決しません。

 

自分の悩みのことで、カウンセリングを受けて、その悩みの原因を突き詰めたはずなのに

なぜ解決しないのか?

それは、

原因を突き詰めたままで、そのままにしているから。

 

 

●原因を見つけたら、原因に向き合おう!

 

カウンセリングをしていると、

繰り返されている悩みの原因は、幼い頃の傷ついた自分にあることがほとんどです。

その時のイメージを今の大人の自分の中にも取り込んでいる。

そんなことってよくあります。

 

ネガティブなことだけではなく、ポジティブなことでも取り込んでいるんです。

 

例えば、

運動が得意だと自分で思う人は、

いつから得意だと思っていますか?

 

また、歌が得意だと自分で思っている人は?

いつから得意だと思っていますか?

 

おそらく昔からだと思います。

 

それが得意だという物事があって、それが得意だという思い込みをどこかで取り入れているんです。

ポジティブなことは問題ありませんよね!

そんな過去ならみんなすぐ振り返ると思います!

 

 

でも、ネガティブなことなら?

あまり、振り返りたくないですよね!

 

でも、これと同じようにネガティブなことも取り込んでいるんです。

 

例えば、

「幼い頃から、お母さんが認めてくれなかった」

「小さい時、いじめられた。」

幼い頃に起きた出来事を、

知らず知らずにうちに取り込んでそのまま生きている。

 

そのまま生きるとは、幼い頃に、お母さんに認めてもらえないこと自分、いじめられた自分を、

大人になった今もその自分だと信じて生きているということです。

信じているから、自分は認めてもらえないという思いが作られるんです。

 

そして、それをかたく信じていると、

認められない自分、いじめられる自分を演じ、現実であることを自ら確認していき、ますます信じていきます。

これを心理学では「強化」と言います。

 

だから、しっかりと傷ついた原因に向き合っていきましょう!

 

しかし、

それだけでは十分ではないんです。

 

これでは、まだ解決しません。

(まだしねぇーのかよ、と思ったと思いますがもう少しです)

 

最後の一歩があるんです。

 

ここを変えれば、

昔から繰り返している悩みを解決することが可能です!

 

 

●悩みの原因を解決するための、最後の1歩!

 

悩みを抱えて、カウンセリングに来た。

カウンセリングを受けて、カウンセリング悩みの原因が分かった。

 

ここまでは、だいたい僕のカウンセリングでは、お話を聞いたりワークをしたりして、1回〜4回で辿り着くことが多いです。

 

でも、

悩みの原因を知るだけでは解決できません。

 

そして、悩みの原因は過去にあることが多い。

そして、過去を振り返っても辛い。

ここが落とし穴でもあります。

 

 

過去が原因なら、あんなこと言われなければ

あんな出来事さえ起こらなければ

そう思うかもしれません。

 

そう思って振り返っても、

もう過ぎ去った過去のことなので変わらない。どうしようもない。

 

または、

振り返るのが、そもそも辛い。

 

そう考えて逃げてしまう方が

少なからずおられます。

(逃げても良いんですけどね!)

 

そして、

せっかく見つけた原因をそのままにしてしまうことが多いのです。

もったいないですね、あと1歩なのに。

 

では、その一歩を踏み出し、

どうすれば過去を清算して悩みの原因を本当に解決できるのか?

 

 

●本物の感情を感じよう!

それは、過去に置き去りにしてきた自分を、自分の感情としっかり向き合い受け止めることです。

置き去りに感情、未完了の感情は、見ないフリをすると強くなると心理学では言われています。これを「増幅」と言います。

 

本物の感情はしっかり感じ取らなければ、消えることはありません。

 

身近な例をいうと、

会社で嫌なことがあって、かなりイライラしたけど仕方ないので気を紛らせて帰宅した。

でも、家で、いつもなら、怒らないほんの些細なことでイライラしてしまい、家族に当たってしまった。

こんな経験ありませんか?

 

要は、会社のイライラを処理せずに、家に持ち帰ってために起こる八つ当たりです。

 

これは身近な例ですが、

本物の感情は、自分でしっかり感じ取らなければ消えることがないんです。

それは必ずどこかで爆発します。

(これがあるから悩みが繰り返すんですね)

 

 

●自分で自分を癒せた時、カウンセリングの本当の効果がでる!

僕は普段からカウンセリングの時でも、

「自分で作っている」

「自分で癒す」

「自分で解決する」

という言葉を使っています。

 

でも、それができないからカウンセリングに来ているんじゃないか!と怒られることもあります😆

でも、これは本当のことなんです。

 

癒す方法は、

カウンセラーでもできるしクライアントさんもできるから、

クライアントさんがやってください。

 

という意味ではなく、

クライアントさんにしかできないので言っている言葉です。

 

だから、自分でしっかりと傷ついたことを受け止め、自分の感情を感じて癒してやる、

それができるのは自分自身だけなんです。

 

例えば、

カウンセラー

「私があなたの変わりに感情を感じます!そして、変わります!」

??? 無理でしょ😆

 

変わるのはカウンセラーでなく、クライアントさんです。

カウンセラーがクライアントさんを変えるのは普通に考えて無理なんです😆

 

心理学では言われているように、他人はコントロールできません。

 

本当に自分を癒すことは、自分自身でなければできないことです。

自分で自分を癒す覚悟をしてください。

これがカウンセリングで効果を出すためのたった1つのことです。

 

それができた時、

自分に何かあったとしても、諦めることなく、その問題にしっかり向き合っていける強い自分を作るという、

カウンセリングの本当の効果がでます。

 

僕はカウンセラーとして、

カウンセリングやワークを使って、そのサポートを全力でさせて頂きます。

 

覚悟が決まれば意外とサクッと進みますので、

最後の1歩がまだの方はぜひチャレンジしてみてくださいね!

 

それでは、

本日もありがとうございました!

 

カウンセラー&美容師

圓本高士

不安を克服するセルフカウンセリングの方法!

こんにちは、

カウンセラー&美容師

圓本高士です。

 

今日は、

僕が難病で将来の不安に襲われた時などに使っていた、

非常に効果的な自分で不安を克服できるセルフカウンセリングをご紹介したいと思います。

将来の不安などを感じ、落ち込んでしまう。

行動できなくなる。

そんな時、さっと自分の感情や思考を切り替えられたら

そう思うことはありませんか?

僕もよくあります😆

 

 

そんな状態から、さっと気持ちを切り替えて前に進めるセルフカウンセリングの方法を具体的にお伝えします!!!

 

実際の心理カウンセリングでは、

その人の考え方のもとになった原因を特定し、詳しく思い出して乗り越えていくことで未来への見通し立つようになります。これは高度なアプローチになります。

 

でも、

それと同じで日常のことでも、

将来の不安や、ネガティブな感情を感じても、その感情や、行動、

その時に感じた感情、

その時に考えた思考などを詳しく思い出し、ことの始りや結末をはっきりと具体化させることで、大体のことは、気持ちを落ち着けて、さっと前を向くことができるようになります!

 

 

今日を、不安を克服する3Step分けてセルフカウンセリングする法を書いていきます!

 

 

●不安を克服する3Stepセルフカウンセリング!

 

Stepごとに、具体的に書いていきます、

では、Step1からスタートします。

 

Step1.不安に思うことを特定する!

 

・出来事の特定!

 

今後、仕事はどうなるだろう

老後はどうしよう

今のままで大丈夫なのか

なんか気分がのらないな

などなど、

 

深刻でなくても、ふっと不安になる、むなしさを感じる。

 

そんな時って誰にでもあります。

 

 

「そう言われても、不安に思うことは色々ありすぎて」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

数ある出来事の中から、

1つ選んでみましょう。

 

5つの質問で具体化する。

次に、その思い、感情を感じた出来事を具体化していきます。

カウンセリングの講座の中でもお伝えしていますが、頭で映像としてイメージできるくらい具体化していきます。

それでは、5つの質問です。

 

・いつ?

(日曜の夜、夕方)

・どこで?

(リビングで)

・誰と?

1人で)

・何をしていた?

(ニュース番組をみていたら、今年倒産した会社の数が報道されていて、その時、将来の不安を感じモヤモヤした)

 

そして、

この不安を感じた時、

・自分が感じている感情

・自分の思考

・行動

についても具体化していきます。

・感情 

(不安、恐れ)

・思考 

(ウチの会社は大丈夫だろうか?

 もし倒産したらどうしよう

・行動

(ソファーに座りじっと、

 ニュースを眺めている)

という感じです。

 

具体的になるまで自分に聞いてみましょう。

すると、

自分は、いつどこで、何をして、何を見て、何を聞いた時に、どんな感情を感じ、どんな行動をして、何を考えていたのか、

自分を客観的にイメージできます。

 

 

Step2.多角的に物事をみて、新しい思考を作り出そう!

 

色々自分に質問をして、イメージして不安やネガティブなことをイメージできたでしょうか?(できていない方はStep1へ)

 

では、このStepでは、多角的にみるということをしていきますが、

多角的にみるところは、2つ。

思考と行動です。

 

感情は、感じるもの、脳の扁桃体という部分が感情を決定し湧いてくるものなのでコントロールしにくいもの。

身体の身体反応も、ホルモンの分泌などが関係してますので、これもコントロールしにくいものです。

(もし、感情で引っかかってしまう場合は、マインドフルネス的思考で眺めましょう。感情と自分を同一化するのではなく、そんな感情を抱いている自分に気づいていきましょう!)

 

ということで、

ここではコントロールしやすい、思考と行動に焦点を当てていきます。

 

Step2では、

・思考を多角的にみる。

     ⬇︎

・新しい思考の構築。

この順番で行います。

 

新しい思考だけ作っても、

人間は根拠がなければ確信が持てませんので、引き戻されてしまいます。多角的にみるという作業を経て、根拠を作っていきましょう。

 

まず思考を多角的を見てみよう!

・その思考の根拠は?

その思考を持つことで得すること、

また損すること、各3つくらい書き出すことをお勧めします。

 

また、

・その思考を大きくしてみたら何が起こる?

・また小さくしてみたら?

などなど。

いろんな可能性を探ってみましょう!

 

 

新しい思考を創り出そう!

事実、根拠、仮説などから、

今の状態に適応できる新しい思考を

考えてみましょう!

 

新しい思考を作るコツは、

反対側を見ること。

 

たとえば、

会社での仕事がうまくいかず、

「自分は求められていない」

という思考を持っていた男性がいたととします。

 

会社でミスをしたり、上司に怒られたり、色んな事実があるかもしれませんが、

「自分は求められている」事実も必ずあるはずです。

 

たとえば、冷静に考えてみたら、

大きなミスをしたのは、年に1回だけだった。仕事で褒められて、案件を頼まれることもある、などなど。

 

今まで考えていた事実と、

反対側の事実を見つけ出すことにより新しい思考の根拠ができ、

取り入れやすくなるんです。

 

新しい思考を構築することができれば、

最初に感じていた不安や恐れ、

ネガティブな感情はかなり減っているはずです。

 

ここで感情が減っていれば、セルフカウンセリングはほぼ成功です。

 

 

Step3 新しい思考を現実世界に表現しよう!

 

思考が変わってもスッキリはしますが、やはり行動することが大切です。

しかし、

大きな行動を取る必要はありません。

小さな1歩でもその積み重ねが現実を変えていきます。

 

新しい思考から発想をして、

自分にできそうな行動を、

10個書き出し、

効果のありそうなものから実行していきましょう!

 

ここまでくれば、

新しい角度から物事を見れるようになり、心が軽くなって、

対処法もありますので、

かなり未来の見通しが立っているはずです!

 

●まとめ

 

Step1.原因の特定!

5つ質問で出来事をイメージ

・感情、思考、行動で自分状態を把握する

 

Step2.思考を幅を広げ、新しい思考を作る!

・思考の可能性を探る

・新しい思考の作り出す

 

Step3小さな一歩を踏み出そう!

・新しい思考を基に行動を考え、実行する

 

 

●最後にカウンセリングのコツ!

 

いかがでしたでしょうか?

 

実際のカウンセリングでは、

継続セッションなどでStep13を分けて時間をかけ、ワークを取り入れたりして、オーダーメイドで丁寧に行っています。

進む速度は人によって違うため、

Step1にかなり時間がかかる場合がありますし、Step2で、新しい思考がなかなか作り出すことに時間がかかったりと、逆に早かったりと色々です。

 

セリフカウンセリングでも、

行き詰まることがあるかもしれませんよね。

そこでコツを書いておきます。

 

カウンセリングも、セルフカウンセリングも、

成功させるコツとしては、

Stepを丁寧に行うということ。

時間をかけて丁寧に。

 

また、

前のStepが完了していないのに、次のStepに進まないということも大切です。

 

ということで、

コツは、丁寧に無理せず根気よく、あるがままの出来事、自分を見つめる時は、

コントロールせずに、判断しない。

そうすることで、あるがままの出来事と自分が見れるようになります。

心理学には、「認知の歪み」ということがあり、自分を矯正するというイメージがあるかもしれませんが、

今までの自分を否定、矯正するのではなく、思考の広げ、幅を持たせていくというイメージで取り組んでみてください!

 

そして、自分でも考えつかなかった答えを見つけだし、実験して楽しんでくださいね!

ゆっくり進んでいきましょう!

 

一つ、ひとつ、丁寧にみること、また感じることで、色んな気づきがありますし、対処法も見つけやすくなりますので、

未来は必ず開けてきます!!!

 

 

それでは、

今日も最後までありがとうございました!

 

カウンセラー&美容師

圓本高士