中年期とカウンセリング

サロンで様々なお話の中からお悩みなども良くお聴きします。

特に中年期の方は大忙しで、

(中年期とは、30代~50代くらいのことらしいです)

働いておられる方は、管理職ともなれば若者を指導していくことになります。

昔は自分もその若者であったはずなのですが、ジェネレーションギャップや育ってきた環境の違いから悩んでしまうことを多いようです。

(ちなみに僕は個人事業主として一人で仕事をしているのでストレスフリーです(笑)そうした立場をお客様からお聴かせ頂いてとても勉強になります!)

また中学生のの子供を持つ親であれば反抗期の子供と向き合うことになります。

僕も子供がいるので今から覚悟はしております(笑)

そんな問題もカウンセリングで問題を紐解いていくこともできます。

 

そして、

カウンセリングの良いところは、中年期以降の生き方を問い直すきっかけになること。

 


カウンセリング生き方を問い直す。


僕がカウンセリングや心理学に出会ったのは入院中でした。

これが今後の生き方を考える良いきっかけとなりました。

『これからどうやって生きていこうか?』

『美容師は体力も必要、しかし、病気になる前と比べたら体力は落ちるがどうするか?』

『家族をどうやって養っていけば良いのか?』

などなど…

たくさんの問いに対して、

そして、自分と向き合うことに関してカウンセリングはとても有効です。

 

中年期は人生の折り返し地点だと言われています。

それはこの時期、様々な変化が訪れることが多いからです。

中年期を迎えると体力や気力が衰えて、若い時のように動くことがが難しくなります。

その結果、もう若くないと言う意識も芽生え、老いと死への不安がが頭の中をよぎり、人生の残り時間を数えるようになったり・・・

僕は病気をしてから、人間はいつ何が起きてもおかしくないという事実が腑に落ちて以前より色々なことが楽しめるようになりました!

 

終身雇用が確実に約束されていた会社は、経済の低迷とともに老後の安定した生活ができなるくなりつつあります。

僕のお客様でも定年後に備え、何らかのスキルを身につけるという方も少なからずおられます。

また、

仕事においても自分の限界が見えてきて、

『本当にこの人生で良かったのだろうか?』と思い悩む人も現れます。

 

子育ての終わった母親が新たな人生を作しようとするのもこの時期です。

実際にカウンセリングに来られた方も何人かの方は、『子育てが終わってどう生きていったら良いか分からない』というお悩みでカウンセリングをさせて頂いたこともあります。

親の介護や更年期障害、認知症といった新たな問題を語る抱えることもあります。

こうした変化が心の中に葛藤が精神的な危機状態を引き起こすこともあります。

中年の危機と呼ばれるこの危機を乗り越えるには、自分の人生をもう一度問い直して、新しい自分を作り上げることが大切です。

 

ところでスイスの心理学者ユングは中年期以降の人生を重要視していたようです。

そして意識上にある自我と無意識の無意識にある自己がお互いを認め合い、1つになることで人は幸せな人生を送ることができると考えたのです。

これを自己成長と呼びます。

 

中年期の問題は、もう一つの自分に気づき、新たな人生を歩むためのきっかけとして起こると捉えることもできます。

 

つまり、自分と向き合って、新しい自分を作り、自己実現を図るのです。

カウンセリングはその気づきを促す解決策を見つける役割を持ち合わせています。

 

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