言い間違えは本心から出るもの。
それは本当か?
しぐさや行動から気になる人の本心がわかる、そんなことを聞いたことがあります。
心の動きは多かれ少なかれ身体や行動に現れると言います。
と言うことは、
体の状態や行動を見て人の隠された心とある程度することができるということ。
たとえば、目は口ほどにものを言うと言うように人の目を見るだけで今どのような心境を感じることができる場合もあります。
目は口ほどに物を言う
アメリカの心理学者ヘスはこんな実験をしています。
男性と女性に赤ちゃん赤ちゃんを抱いた女性男性の子女性のヌード風景などの写真を見せて、
それを見た人の瞳孔の大きさを推測しました。
すると男性には女性のヌード写真を見せたとき、女性には赤ちゃんを抱いた母親の写真を見せたとき、瞳孔が拡大することが確認されたといいます。
このことからヘスは興味や好意、興奮など感じた時、瞳孔が拡大すると言う結論を出したといいます。
目は心の窓と言われますが、本当のようです!
また、その人のしぐさや口癖、言い間違いをした言葉などからも相手の心理を読み取ることができるようです。
もちろん人間には個人差があり、絶対にそうだと言い切ることはできません。
言い間違いは心の声?
言い間違いや聞き間違い書き間違い思い違いど忘れなどを錯誤行為といいます。
錯誤行為は日常的に起きますが、そこにはその人の隠されて本心があるとされている場合があるとされています。
例えば、
『〇〇へ行きたい』
と言うべきところを、
『〇〇へ行かない』
と言い間違えたとします。
『行きたい』と言おうとする気持ちと、〇〇になんて行きたくないという本心ががぶつかり合い最終的に本心が勝ってしまってそういうことが出たと考えられるようです。
つまり、心の中にある無意識が、意識に干渉を重ねることによって、「聞く」「見る」といった認知が妨げられ、錯誤行為は起こります。
錯誤行為に対するこうした考え方は、精神分析学の基本仮説である心的決定論となっているらしいので、もしかしたら言い間違えのほうが本心なのかもしれません。
また、
視線が興味のあるほうに目が動いてしまったり。
表情が眉間にしわが寄ると、不快感があるかもしれない。
その他、口癖やらしぐさ、
さまざまなことから
僕らは本心(心の動き)
を外に出しているようです。