こんにちは、
カウンセラー&美容師の圓本高士です!
カウンセリングをしていたら、
自分の悩みをどうしたら良いのか分からない。原因が分からない。だから打手がなくて苦しんでおられる。
そんな方が来られる方って多いです。
そんな方を目の前にすると、
カウンセリングを学び始めた頃は、相手のことを早く理解して、何かアドバイスをしなければと頑張ってしまうと思います。
クライアントさんを早く理解して、早く問題を解決して上げたい。
そんな思いから、
クライアントさんのお話しを聞いてすぐに理解してしまう。
そうするとカウンセリングってうまく行かないんです。
カウンセリングを学んで、
例えば、
僕が開催したカウンセリングの講座でも、最初セッションの練習をする時、
途中でカウンセラー側がどう進めて良いのか分からなくなることって良くあります。
カウンセリングを学び始めた頃って、よく頭が真っ白になって何を聴いて良いのかわからないことってありがちです😆
こんな時、僕は講座の中でお伝えしていることは
「簡単に分かっちゃいけない!」
ということを意識することが大切だとお話ししています。
これは、カウンセラー側がクライアントさんを簡単に理解してはいけないということ。
今日はこの「簡単に分かっちゃいけない」というテーマで宜しくお願い致します!
クライアントさんの話を簡単に理解してしまうとカウンセリングは行き詰まる!
カウンセリングを始めたばかりの時って、クライアントさんがお悩みをひと通りお話しして、
カウンセラー側
「あー、わかる!わかる〜!」
クライアント側
「そうなんです〜!」
カウンセラー側
「・・・・・・」
クライアント側
「・・・・・・」
って、なりがち。
もしくは、
カウンセラー側
「そうなんだ〜。自分の場合は○○で…」
と、自分の経験則でアドバイスしてしまったり。
アドバイスで解決する問題なら良いですが、カウンセリングはアドバイスで解決できなかった問題を抱えた方が多いです。
だから、アドバイスをしても、
「その方法は試しました。」とか、
「私にはできません。」とか。
そして、また
カウンセリングが行き詰まってくる!
で、
何でカウンセリングが行き詰まってくるのか?というと、クライアントさんの言葉を簡単に分かってしまっているからなんです。
クライアントさんの話を簡単に理解せず、話を○○していく!
例えば、
大切な友達が辛い思いをして落ち込んでいる時、普通に
「どうしたの?」「何かあったの?」
聞きますよね!
友人
「実は大事な仕事でミスしちゃって、みんなに迷惑かけてしまって…」
自分
「そうか、それは大変だったね。どんな仕事だったの?」
とか、何か言うと思います。
これはクライアントさんの話を簡単に理解せず、理解するために「深める」ということをやっているんです。
さらに深めて、本当の感情や思考へとつないでいく。
「深める」ことでカウンセリングは展開していくんです。
で、次は深めないバージョンでやるとどうなるか?
見ていきましょう!
クライアントさんを簡単な理解してしまうと、
友人
「実は大事な仕事でミスしちゃって、みんなに迷惑かけてしまって…」
自分
「あー、わかる、わかる〜!自分もそんな事あって、あの時は□△○…」
友人
「・・・・・」
っていう感じでそのあと展開しない場合が多いです。
そして、クライアントさんの辛い気持ちが大切にされていない感じがします。
で、「簡単に分かっちゃいけない」の話に戻りますが、カウンセリングはクライアントさんの話を簡単に理解せずに「深めていく」ことが大切です。
上記の例の、相手が友人とかだと分かりやすいですよね。
自分と相手で見ると分かりやすいんです。
でも、これが自分となるどうでしょう?
本当の癒しをおこすために、本当の自分を理解してあげよう!
何か辛いことがあった自分、落ち込んでいる自分、そんな自分を見かけても
素通りしてしまってませんか?
「そんなことくらいで落ち込んじゃいけない!」
とか自分に言い聞かせて…
友人だったら「深める」ことができていたとしても自分を「深める」って意外とできていなかったりします。
自分って意外と蔑ろにされがちなんです。
本当の癒しをおこすために、カウンセリングでは自分自身を理解していきます!
自分に対しても、「簡単に分かっちゃいけない!」は有効です。
たまには、
自分自身を気にかけて、自分の声に耳を傾けてあげましょう!
ということで、
最後までありがとうございました!
カウンセラー&美容師
圓本高士
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