こんにちは、
カウンセラー&美容師の圓本高士です!
先週の日曜日から、「日常・と接客業に使えるカウンセリング講座」という講座を開催させて頂いております。
今はその1日目が終わったところ。
5日間のコースで、6月半ばくらいまで皆さんに心理の理論とカウンセリングについてお伝えしております!
皆さん、喜んで頂いて、
1日目が終わったあと、受講生の方から、「受けてよかったです!」とメッセージ頂き、とても嬉しかったです!
2日目も張り切っていきたいと思います!
また、募集致しますので、興味ある方はぜひご参加くださいませ!
それでは本題です!
心理カウンセラーとして、クライアントさんのお話を聞く時、
美容師としてお客様の髪の悩みを聞く時は、明らかに違います。
美容師がハサミの使い方が専門的なのと同じでカウンセラーの話の聴き方は、専門的な特徴があります。
カウンセリングにも色々種類がある!
例えば、美容師がするの髪の悩みの相談にのるのがカウンセリング。
その他、お肌の相談もありますし、
業種が違えば、健康の相談、金融の相談、車の相談と、
仕事によって、人から相談を受けるというお仕事は沢山あります!
そして、仕事の相談とあれば、みんな一生懸命聞くでしょう。
それらのお話の聞き方も美容でも「カウンセリング」と呼びます。
しかし、
心理カウンセリングとの間には重要な違いがあるんです。
まず、それは、心理カウンセリングの場合は、クライアントさんの体験をまず、ありのままに受け止めます。
そのまま聞いて受け止める。そんな感覚です。
まず、クライアントさんの体験を感じるため、ただ聴くんです。声や表情、など言葉だけでなく聴く。そんな感じです。
他のカウンセリングはどうでしょう?
一般的に、クライアントさんのお話は一生懸命聴くというところは同じだと思います。
しかし、
クライアントさんのありのままの体験を聞くというよりは、
クライアントさんから聴いたお話を自分なりに分析し、そこにある問題にやアドバイス、打開策を提案すること。打開策は業種によっては、技術、商品だったりするでしょう。
また、「次に何を質問しようか?」と考えがちです。
プロとして、相談を受けるものとして、
「次に何を質問しようか?」
「どんなアドバイスをすれば良いだろうか?」
そんなことを考えながら聴いてませんか?
反論するクライアントさんの場合、
「どのように説得しようか?」と考えているかもしれません。
このように頭を働かせた聴き方は、
クライアントさんの体験をありのままに聴くという姿勢とは違います。
これは、聴き手に、
クライアントさんの話を聴きながら、それに対して何かしようという心構えがあるからです。
ありのままを受け止めるというより反応する感じです。
心理カウンセリングの場合は、反応ではなくありのままを聴くです。
どちらが良い悪いではなく、これが重要な違いです。
それは、心理カウンセリングの聴き方はクライアントさんの体験をもう一度体験するような感じ。
そして、辛い体験であっても、それに巻き込まれず、溺れたりはしない。
ただ、見て、気づきながらありのままに聴く。
もちろんカウンセリングは、ずっとそうしているわけではありませんが、まずはこれが大切です。
ありのままに聴くということは聞き方があるんです。
では、なぜ、アドバイスもせず、まず、ありのまま聴いていくのか?
それは、心理カウンセリングは、自己理解が大切だからです。
自分の中に答えはある。
この言葉が腑に落ちた時、カウンセリングは自分を深めることができます。
そして、これを美容師のカウンセリングとミックスすることも可能です!
ということで、今日も最後までお読み頂きありがとうございます!
カウンセラー&美容師
日本カウンセラー美容師協会 代表
圓本高士