アート思考を取り入れた 心理カウンセリング4

こんにちは、

髪と心キレイにする

カウンセラー&美容師

圓本高士です!

 

前回までの記事はこちら👇

アート思考を取り入れた 心理カウンセリング!

アート思考を取り入れた 心理カウンセリング2

アート思考を取り入れた 心理カウンセリング3

 

 

今日もしれっとやっていきます。

エクササイズもご用意してますので、ぜひやってみて思考を広げて頂ければと思います!

それでは宜しくお願い致します。

 

人は1日、6万回と思考している!

 

カウンセリングや、心理には、「認知」という言葉があります。

簡単に言うと「ものの見方」です。

 

 

人は瞬間瞬間に自動的に思考し、その回数は1日に6万回と言われています。

この自動的に行われている思考は、自分自身の「ものの見方」も入っています。

それにしても「ものの見方」ってどういうことなのでしょう?

 

「自分が感じていること?」

「自分の考え?」

 

では、ここで1つ、エクササイズ。

 

自動的に湧き上がる思考を確認しよう!

 

例えば、

最近、カウンセリングでも、コロナで不安という方が増えています。

もちろん、不安でない方もいると思います。

 

では、まず、

今の世の中、経済、コロナについて、

自分の考えを他人にお話しするつもりで他人に理解できるように紙に書いてください。

どんなことでも結構です。

 

それではスタート!!!

 

できましたでしょうか?

お疲れ様でしたと言いたいところですが、

ほとんどの方々紙に書かないまま進んだのではないでしょうか?

 

書いた方は、カウンセリングに興味があるか、心にモヤモヤがある方、真面目な方だと思います。

 

 

ところで、

「現状の自分の気持ちを他人には分かるように伝える」というエクササイズどう感じましたか?

色々な捉え方があると思います。

 

「うまく書けないと思った。」

「今書く気分じゃない。」

「いきなり自分気持ちと言われても書けない」

「人に見られたらどうしよう」

そういう色々な思いがあなたの行動を止めていたのかもしれません。

 

そして、これらの思考は瞬間的に湧いてくるものです。

これが自動思考です。

 

自分の気持ちを、自分で感じることということは意外と苦手意識がある人が多いようです。

 

 

ものの見方を選んでみよう!

 

では、次のエクササイズです。

 

今現状のコロナ状態について、

6つの例から自分の気持ちに近いものを選んでください。

そして、なぜそう感じているのか?説明してください。

 

ここで、大切なのは、

「なぜそう感じるか?」です。

 

それを明らかにすることによって、

今のあなたがコロナ対する現状を何を基準に見ているのか?

それが分かるはずです。

 

 

それではやってみましょう!!!

1.コロナや今の現状に不安を感じている。

2.コロナや今の現状に怖いと感じている。

3.コロナや今の現状に悲しみを感じている。

4.コロナや今の現状に怒りを感じている。

5.コロナや今の現状に絶望を感じている。

6.コロナや今の現状を喜びを感じている。

この中で1番自分の気持ちに近いものを選んでもみましょう!

 

次に、「なぜそう感じているのか?」

理由は何ですか?

 

できましたでしょうか?

 

それが今、あなたが持っている

「ものの見方」です。

 

しかし、

それとは別の物の見方があるとしたら?

どんな見方をするでしょう?

 

時間がある方は考えてみると面白いです!

 

 

それでは、次に進みます。

 

 

子供の頃の自分と向き合ってみよう!

 

次の問いにお答え頂ければと思います。

 

・あなたは子供頃、最高に幸せでしたか?

 子供の頃をイメージしてお答えください。

 

できましたでしょうか?

どんな答えが出たでしょう?

 

「幸せだった!」

「あまり幸せな幼少期を送っていない。」

答えは人によってバラバラだと思います。

 

子供頃、特に0才〜約13才までは、

潜在意識が作られる時期だと言われ、心理カウンセリングでも重要視されている時期です。

 

 

皆さんは、

「自分の子供の頃、最高に幸せだったか?」

と聞かれ何を思い浮かべたでしょう?

何を感じました?

 

 

ところで、あなたは、

今、自分の子供の頃についてどれくらい考えましたか?

時間にして、何分、何秒くらいでしょうか?

 

では、子供の頃をどれくらいイメージできたか、少し確認していきましょう!

 

 

子供頃と言われて、

何才くらいを思い浮かべましたか?

幸せな理由、

幸せでなかった理由は具体的に何でしょう?

 

それを1番感じた時はどんな時?

 

誰といて、どんなことしていた時、幼いながらあなたは何を感じたのでしょう?

 

その時、どんな服を着ていましたか?

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

自分の子供頃であっても、

考えたのはほんの一瞬だったのではないでしょうか?

 

僕らは、

自分と向き合うこと、

自分を知ることが苦手です。

 

 

自分のイメージを働かせて、自分というアート作品と向き合うことは、「自分なりの答え」を作るためのスタートラインです。

 

しかし、

自分と向き合うということは、

自分では意外と難しいのです。

 

カウンセリングでも、

パッと答えて表面的な出来事から正解をしてしまう方がほとんどです。

 

だから、カウンセリングで自分の状況や感情、思いを他人に分かるように伝えることが大切です。

 

頭では当たり前のことでも、

頭では考えていることをアウトプットしていくことで、

漠然としていたものがはるかに、

「良く見る」ことができます。

 

余談ですが美術館で絵を見に行った時、

人は絵(アート作品)をみる時間より、

したの説明書きをみる時間のほうが長いという話があります。

「良くみる」と色んなことに気づきます。

 

そのうち思い出せなかったようなこと、自分の思いにも気づくかもしれません。

 

カウンセリングでしっかりとアウトプットする時は、明確でないところをカウンセラーが質問します。

 

そのやりとりがさらなる気づきを生み、自分自身では辿りつなかったことろまで考えるきっかけとなります。

 

ということで、

今日も最後までお読み頂きありがとうございます!

 

カウンセラー&美容師

圓本高士

アート思考を取り入れた 心理カウンセリング3

こんにちは、

カウンセラー&美容師の

圓本高士です!

 

前回までの記事はこちら👇

アート思考を取り入れた 心理カウンセリング!

アート思考を取り入れた 心理カウンセリング2

 

それでは、今日も宜しくお願いします!!!

 

 

正確で正しい正解を探してませんか?

 

カウンセリングでは、

色々なことを聴いて、答えて、事実や、思考を、思いを明確にしていきます。

そして、その中で正解を探そうとします。

正確で正しい正解を。

 

それも大切ですが、

カウンセリングではこれをしません。自分自身を見つめていきます。

そもそも自分を見つめて何をするのか?

自分を見つめることに意味はあるのか?

自分を見つめることなんて

本当に必要なのか?

意味はあるのか?

そんなふうに考えておられるかも知れませんが、

ウンセリングを自分を見つめると色々なことが見えてきます。

 

そして、

カウンセリングを通して自分なりの答えを作ることだが大切だと考えています。

 

ビジネスでは、みんな正解を探しますよね?

売り上げを上げる正解。

集客をする正解。

正解を探します。

(それを否定するつもりもありません。)

 

こうすれば、できる。

こうやれば、売上は上がるという、

ノウハウが探し、正解を探します。

そこには確かに正解が存在でしょう。

 

ビジネスは正解を見つけ出す能力は確かに必要です。

 

 

一方、心理カウンセリングにおいては、

完全なる正解は存在しません。

 

 

完全な正解は存在しない。

 

人は1人として、

同じ人生を歩いた人はいません。

 

同じだと思っていても似ているだけです。

似ているだけで取り巻く環境や人は似ても非なるもの。

 

その人生を他人が聴いたとしても、

見方は人それぞれで評価は変化しますし、

答えがありません。

 

だからこそ、

クライアントさん自らが自分なりの答えを作るとことが大切です。

 

そもそも、人は生きていれば色んなことが起こります。

人間関係、仕事、健康など、

時には問題がいっぺんに押し寄せてくる時もあるかもしれません。

そんな時、

人の評価も、状況、立場も違う中で、

正確で正しい正解を見つけ出そうとして疲れてしまいます。

 

そもそも正解ってないんです。

 

アート作品と同じです。

 

どう見ても良いし、人によって正解が違うので答えは人によって違うでしょう。

 

むしろ、違って良いんです。

 

それよりも、

まずは

自分なりの答えを作る」。

そのほうが重要です。

 

 

その答えを作る時、

3つだけルールがあります。

 

 

答えを作る時、3つルール!

 

・相手が悪い、自分は悪くないという思考からできるだけ離れること。

・自分自身とみんなに役に立つ解釈をすること。

・変われるということを信じること。

この3つです。

 

僕のカウンセリングは、

正解を見つけだしたり、教えたりすることはありませんが、

クライアントさんが自分なりの答えを作る

サポートをします!

 

その自分なりの答えさえあればもう迷うこともありません。

現実を変えるチカラも湧いてきます!!!

 

それでは、今日も最後までお読み頂きありがとうございます!

 

カウンセラー&美容師

圓本高士

 

アート思考を取り入れた 心理カウンセリング2

こんばんは、

髪と心をキレイにする

カウンセラー&美容師

圓本高士です!

 

前回、記事はこちら👇

アート思考を取り入れた 心理カウンセリング!

それでは今日もよろしくお願い致します!

 

僕らは自分というものをじっくり見れない。

 

カウンセリングをしていると、ひと通りお話をして

「どう思いますか?」

とおっしゃるクライアントさんがおれます。

実は、カウンセラーがどう感じていようがそれは大した答えではありません。

 

ついつい答えを急ぐあまり、

「行動のやり方を聞く。」

「人の考えを聞く。」

それも大切なことですが、

(特にビジネスには)

 

 

カウンセリングにおける大切なものは

クライアントさんがどう感じているか?

この1点だけ。

それを変えなければ変わりません。

 

 

「自分自身のものの見方、考え方」!

カウンセリングでは、

現在〜過去〜未来 などの、今、問題となっていることをカウンセリングで、

クライアントさんの「思い」を明確していきます。

 

その「思い」は、あなたが生きてきて作ったアート作品のようなもの。

 

実は、自分で作ったものだから

「自分でわかるだろう!」と思うからか、

意外とこれをじっくりみようとしません。

 

また、この作品が、現状で気に入っていない人もじっくり見ませんよね。

(これをじっくりみるのがカウンセリングと言っても良いのかもしれません。)

 

しかし、

これを表面だけみて理解した気になるのは、もったいない。

大事なことをスルーしてしまいます。

 

じっくり自分を見てみよう!

 

せっかくですから、じっくりみてみましょう!

どんな印象?何に見える?どんな色?何を感じる?

大切なのは、クライアントさん自身の「ものの見方、考え方」です。

それはカウンセラーが教えるものでもなく、導くものではなく、

クライアントさん自身がクリエティブに作り出していくもの。

 

むしろ、

「自分だけのものの見方」で、自分の「思い」をとらえ、自分なりの答えを手に入れてみましょう!

 

そのためには、自分が見つめることが必要です。

 

カウンセリングで自分を見つめることは、1枚の絵を見つめることに似ています。

 

1枚の絵を見つめるように。

 

ジーーっと1枚の絵をみるように、

自分自身を観察してみましょう!

 

カウンセラーの僕はその隣で、

その絵をジーーっと見て、

質問するんです。

 

「ここって何でこんな形に作ったんですか?」

「ここは何でこの色塗ったんですか?」

「いつ頃の作品ですか?」

「どれくらいで完成しましたか?」

などなど…

良い悪いという自分の価値観を手放し、作品を純粋に見て質問し、

作り手(クライアントさん)の思いを明確にしていきます。

(質問はしますが、カウンセリングは、作品自体を良い悪いと判断するものではありません。)

 

 

カウンセラーがそんな質問をしていると、

クライアントさんは、忘れていたこの絵を描いた「思い」を思い出します。

 

実はこれは、クライアントさんの「根っこ」の部分。

現実として起こった問題、繰り返している問題は、突然現れたように感じるかもしれません。

まるで突如して咲いた「花」のように。

だから、ついつい僕らは、

その「花」を処理しようとするんです。

 

 

でも、

「花」に「根っこ」が無ければ咲きません。

「根っこ」は何年もかけて育ちます。

 

この「根っこ」こそが原因となるクライアントさんの「思い」です。

 

その「思い」変えれば、当然コンセプトが変わり新しいものが作れます。

そこに気づいた時、また新しい絵が描けます!

 

ということで、

今日もお読み頂きありがとうございます!

 

カウンセラー&美容師

圓本高士