こんにちは!
カウンセラー&美容師
圓本高士です!
難病、ギランバレー症候群に
なったことをきっかけに
カウンセリングを勉強し、
カウンセラー&美容師として
活動しています!
本日は、
問題を問題が問題ではなくなり、
ココロを軽やかにする
「光の焦点」という
テーマで宜しくお願い致します。
カウンセリングでは
問題となっている出来事も大切ですが
ヒトのココロを見ていきます。
聞き手の僕が
ヒトのココロのどこに
光の焦点をあてているのか?
そして、
どうしたら問題から解放されて
前は進むことができるのか?
そんな観点で書いています。
宜しくお願い致します!
●自分が感じることの意外のものを聞く。
お話を聞いていると、
皆さん、
自分が見たり感じていることを
お話しして頂いています。
しかし、
出来事の中から自分で感じて言葉して
説明できることって少ないと思います。
・人間関係の悩み、
・やりたいとこが見つからず
毎日をモンモンと過ごしている人。
・今の自分を変えたいと思う人。
・何か壁にぶち当たって
物事がうまく進まない人。
・未来に不安を抱えている人。
などなど、
これまで色んな方と
お話しさせて頂きました。
そんな人達が、
色んな言葉を使って
起きていること、起こったことを
説明してくださいます。
自分で感じていること。
自分感じて
わかっているからこそ
説明することができるわけです。
じっとお話を聞いていると、
「こんな出来事があって、
これを何とかしたい。」
「自分、相手はこうあるべきだ」
「自分はこう思う」
などなど、
お話は話し手の
価値観と結びついています。
ちなみに
僕が話しを聞いている時、
「何を聞こうとしているか?」
というと、
話し手が
自分で感じているところ以外のところを
聞いています。
ヒトの意識には2つあり、
顕在意識というものがあります。
この顕在意識というものは、
見て聞いて判断する意識です。
つまり、
顕在意識は
「頭で考える意識」です。
最初、話し手は、
顕在意識を使って頭で考えて
お話してくださっています。
最初、僕は、
このお話をじっと聞いています。
何かのお悩みを抱えている人は、
基本的に
そのテーマについて
たくさん考え、
それでも解決方法が見つからなかった。
セッションに持ち込まれるお話は
そんなケースが多いです。
●出来事の横で起こっている、もう一つの世界。
お話を聞かせて頂く時、
最初にすることは、
話し手の
今の状況を理解すること。
だから、もちろん
話の内容は
しっかり聞いています。
しかし、
お話の内容よりも
僕は人間の脳のプロセスを
イメージして聞いてます。
脳のプロセスとは、
出来事が起き、
視覚から情報をキャッチし、
扁桃体が感情を作り、
ホルモンを分泌して
体に見えない変化を起こし、
行動をして、思考を作る。
こんな感じです。
そうすると、
目の前で起きている
話し手が感じていた出来事とは別に、
ココロが動いて、
思考がどのように作られ、
どのように行動していったのか?
という、
出来事を話し手が、
どのようにココロで捉えていったのか?
という
新たな事実を見ることができます。
ココロは脳にあります。
だからこそ、
脳が事実を知覚した
順番通りにイメージして
聞いているわけです。
それは話し手が
感じていないところで
起こっています。
感情の変化、
その時は感じていなかったものなど、
言葉にはしにくいものが
見えてきます。
それは
自分の感じられる外側、
つまり、
自分の感じられないところに
ありますが、
感情や思考などの
自覚できない変化は
明らかに
そこで起こっていることです。
人は自分が信じたいものを信じます。
自分が見ていること出来事、
実際に体験したこと、
自分の感じたこと、
人はそれを事実だと捉えます。
しかし、
自分が信じている出来事とはべつに、
まったく意識していない世界も
同時に存在しているんです。
●思い出すことによって、覚醒する。
「事実はこうだ!」という認識は、
誰にでも多かれ少なかれあると
思います。
しかし、
その出来事は、
自分の認識と他人が見た認識とでは
ズレがあることも珍しくありません。
自分は「こういうだ!」
と思っている出来事が、
自分が感じている部分だとしたら、
自分で感じていない部分には、
何かの都合でないことにしていたり
光をあてずにいたりして
見えなくなります。
人はある1つの事実に
注意を払うと、
その他の事実は背景となり
見えにくくなるという傾向があります。
出来事を鮮明に思い出し
冷静に再体験する時
新たな事実が見えてくるんです。
●ありのままの出来事は事実、その事実のどう信じているのか?
人の知覚は、
同時にたくさんは知覚できません。
そして、人の数だけ、
それぞれに感じ方や捉え方は
違うもの。
実際に起こった
ありのままの出来事は、
シンプルに事実です。
しかし、
人が見ている出来事というのは、
信じている事実ですから、真実。
出来事の中には、
色んな真実があるはずなのに
「こういう出来事である」
というふうに自分で出来事の真実を
限定してしまっているケースは
多くあります。
では、なぜ、
その真実を限定して選んでいるのか?
それは
そのほうが日常を
生きていくうえでは
必要だった。
または
都合がよかったから
ではないでしょうか?
●出来事の中に自分の真実を見ることができれば、価値観が見えてくる。
僕は
お話を聞かせて頂いている時、
話し手と一緒に
事実と真実を整理して
色んな角度から見えやすくする
ということに徹しています。
しかし、お話の中で
自分の感じていなかったこと。
または、
ないものとしていた事実を見た時、
人は恐れることもあります。
そして、
自分の感じている事実というものは、
自分の価値観のフィルターを
通して見ている真実である場合が
ほとんどです。
例えば、
「強い自分でなければ!」
「親とはこうあるべきだ!」
「成功してない自分なんて価値がない!」
などなど、
強い価値観を握りしめれば、
自分の見ている真実も
偏ったものになります。
●新たな事実に、光の焦を点当てていく。
セッションで、お話を通して、
この価値観を見つけ出し、
自分で無かったことにしていた
自分を認めていきましょう。
そうすると、
自分の捉え方、真実も変わってきます。
例えば、
「強い自分でなければ!」
=
あらゆる面で強い自分
でなければならない人生。
「親とはこうあるべきだ!」
=
自分の理想の親との関係
でなければいけない人生。
「成功してない自分なんて価値がない!」
=
成功、あるいは価値ある自分で
なければならない人生。
価値観に偏りがあれば、
そうでなければならない人生や
モノの見方になりがちです。
しかし、
少し光の焦点を変えれば、
「強い自分でなければ!」
=
弱い自分も自分の一部であることを知り、
ありのままの自分を肯定できる人生。
「親とはこうあるべきだ!」
=
完璧な親などいないことを知り、
親と自分を許し、愛し、
自分で自分を満たす人生。
「成功してない自分なんて価値がない!」
=
成功だけが人間の
すべての価値ではないことを知り、
条件付きでない、本来の自分を
価値ある存在と認められる人生。
「こうでなければならない。」
「こうあるべきだ。」
と思っていたものは
「そうでなくても良いもの。」
かもしれません。
つまり、僕らは
「そうでなくても良いもの」を
「そうでなければならない」と
思い込み、
自分で自分を苦しめていることが
多々あるということ。
そして、
「こうあるべきである!」という
価値観を守るため、
一生懸命に頑張っている
自分に気づいていきましょう!
ということで、
今日のテーマは「光の焦点」でした。
柔軟にしなやかに
光を焦点をあてて
自由にいきましょう!!
それでは、
今日も良い日でありますように!
最後まで
ありがとうございました!
カウンセラー&美容師
圓本高士