悩みの原因をはっきりさせることについて、今回は書きたいと思います。
心理学者のフロイトという人は、
「悩みの原因を分かるだけで、問題の7~8割は解決している」
と言っていますが、
僕も原因がわからない難病にかかった経験があるため、この言葉にはとても共感でき、これは本当にそうだと思います!
では、悩みの原因をはっきりさせるとは、どういうことなのか?
悩みをはっきりさせるとは?
まず、
カウンセリングでは、
まず現状の辛い状態を言葉にしていきます。
そして、漠然とした辛い状態を、
まず「見える」状態にしていきます。
最初は、ただただ現状を話しているだけのクライアントさん。
僕は良いも悪いも抜きにして、
ただ聴いています。
わならないことがあれば、
質問をして。
でも、
話しているだけでも、
「あっ!
今を話してて思ったんやけど…」
って、帰っていく方もおられます。
何も解決してませんけど(笑)
これは、おそらく、
今の自分の状態を俯瞰して、
本当の自分の問題が見えたからだと思います。
問題が見えたなら、
それを解決する手だてを考えれば良いこと。
問題が見えて、自分がやるべき課題がみつかった。
こういう人は、良いのですが…
本当にしんどいのは…
本当にしんどいのは、
自分の問題を原因がわからない、
何を改善したら良いのかわからない。
でも、辛い状態が続く。
これが、一番しんどい。
(いわば、難病に似ているんです。)
そんな時、
「悩み」と「問題」を区別したほうが良いかもしれません。
悩みの中でも、問題に置き換えられないようなものもありますよね!
たとえば、
僕が病気受けた、反射の鈍さは、
正確にいつ、元どおりになるのか?
とか。
どうしても、変えたい人がいるけど、
その人はいつ変わってくれるのか?
とか。
悩みにしても良いけど、
答えが出ない悩み。
自分では、コントロールできず、
正体不明なものです。
しかし、
このままだと解決することも
できませんので、
「悩み」を「問題」に
置き換えてみましょう!
悩みを問題、そして課題へ!
よくわからないけど、
いつ解決するかわからない悩みを、
「問題」に変えるということは、
まずは言葉にして明確化して、
アプローチできる状態にすることです。
この状態にすれば、
「問題」は「課題」となります。
ここまで来れば、
かなり心は明るくなります。
しかし、
その中でもわからないものも当然ありますが、
悩みを言葉にして、「問題」にして、
さらに、
「課題」と「わならないこと」
に分ける。
そのほうがはっきり明確なので、
「わからないこと」
または、
「現在明確でないこと」
がはっきりするので、
受け入れやすくなると思います。
原因をはっきりさせることが、最優先!
人は、
「よくわからないもの」
に悩んでいる場合が多くあります。
そして、
今辛いからと言って、
それから逃れるようにすぐに行動するということもおすすめしません。
「よくわからないもの」
に対して行動するのですから、
「よくわからない行動」
になりがちで、
結局は動いては見たものの状況が変わらないというふうになりがちだからです。
カウンセラーは、
この
「よくわからない悩み」、
「正体不明の悩み」、
「問題」にして、
「課題」にできるものと、
「わからないもの」に分けて、
原因を探っていく。
これがとても大切です。
お医者さんでも、
原因は神経にあるのに、
腹の調子や、
頭痛などそこを疑っていれば、
治るわけがないのです。
(これは、僕がギランバレーになった時の実際の体験で、原因が分からないため一週間、毎日病院に通い続けました。)
つまり、
原因を明かにするだけで、
悩みの7~8割りは解決しています!
それほど、
悩みの原因をはっきりさせることは重要なのです。
僕がさせて頂いている、
心のブレーキを見つけ出し、
未来の自分をイメージするワークショップでは、
今の現状を分野ごとに細かく分け、
評価し、
そこから問題となっている悩みに対してカウンセリングを行い、原因を発見していきます。
そして、
自分が求めているものが何なのかを明かにして行動できるようにしていきます。
今の現状を何とかしたい方は、もちろん、
なんとなくよく分からない、スッキリしない悩みをなどの方にもおすすめです!
大好評のワークショップ
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