「こうあるべきだ!」など、
自分の思い通りにならない裏側には必ずしも思い込みが存在します。
これに気づいたしめたもの!!
たとえば、
好かれなければいけないと、
思った瞬間に、
僕らはありのままの自分を否定しています。
明るくならないといけないと思った瞬間、暗い自分を否定しています。
暗い自分が10だったとしたら、
その暗い自分を否定するのに、
11の余分な力が働いているようです。
「ねばならない」
「こうあるべき」
「こうすべき」
「正しい」
「間違っている」
などの概念がある人は、
かなり余分な力を使っているようです。
でも、本当に皆から好かれなければならないのか?
嫌われてはいけないのか?
明るくなくてはならないのか?
本当にそうでしょうか?
思い込みは自分にとっては当たり前のため、普段なかなか気づけません。
思い込みを見つけるチャンス!
嫌な感情の奥には、
「余分な思い込み」が必ずあります。
たとえば、
友達が遅刻してきたときにイライラしたら、「遅刻してはいけない」という思いがあるからです。
しかし、
「遅刻してはいけない」というものは実は全世界共通ではありません。
海外などは以外と遅刻にルーズなようですし、日本でも沖縄のウチナータイムというものがあります。
気づくことが大事!
この場合なら、
「自分は遅刻してはいけないと思っているからイライラするんだな」
と気づいているだけで良いようです。
そこに、良い悪いの判断基準をすることなく。
あの人が許せないと思うのであれば、
「本当はこうしてほしかった」
「こうあるべきだ」
という思い込みが、
人前で過度な緊張をするというのであれば、
「恥をかいてはいけない」
「人によく思われなければいけない」
などの思い込みがあります。
そして、
この思い込みから感情が生まれます。
ということは、
感情を感じることで、
どんな思い込みが自分を自由にさせず縛っているかを見極めることができます。
これを見極めることができたら、
そこから自由になれます。
思い込みから自由になったら?
自由にはなれますが、
その後は一切嫌な感情が湧いてこないのか?と言ったらそうでもないようです。
人の感情は天気のようなもの。
雨でも、晴れでも、
本当はどんな天気でも、
行きたいところへ行けます。
「今日は何で雨でもなんだ!!」
と文句を言っても変わりません。
でも、
ほっといても天気は一瞬一瞬変わっていくので、ありのままを受け入れて、その時々で、やりたいこと、やれることをたんたんとやっていけば良いかもしれません。
もともと解決すべき問題など何もなく、まず、ただ気づけば良いだけかもしれません。