潜在意識に書き込まれた思い込みが、マイナスの方向に働くと人はストレスを感じてしまいます。
そして、その同じような体験を繰り返してしまう。
なぜ、繰り返し同じようことが起こるのか?
そして、そこから脱出するヒントとは?
カウンセラー&美容師の
圓本高士です。
今日は、
潜在意識の思い込みは書き換える鍵は○○にあり!というテーマで書いていきます。
宜しくお願い致します!
潜在意識の入っている思い込み、現実に表現される?
僕たちは潜在意識の中の思い込みに基づいて行動しがちです。
たとえば、
上司に注意された時。そんな状況で、
「言い返す人」は
言い返す頻度が多いのでは?
また、
「黙り込む人」は
黙り込む頻度が多いのでは?
実はこれも潜在意識の思い込みから来る反応だったりします。
僕たちは、ストレスを感じた時、
潜在意識の中にある思い込みと似た状況、場面になると、思い込みとともに感情を体験します。
潜在意識は子供の頃に作られる。
心理学では、潜在意識は、8〜13歳までに100%出来上がるも言われてます。
だから潜在意識の中の思い込みは、子供の頃に取り込んだもの。
その子供の頃にした判断に戻ってしまうわけです。そうなるとネガティブな思い込みは強化されます。
思い込みをしている時は、幼少期の判断にしがみついていると考えられます。
この判断は、幼い子供が生き延びるためであり、親や周囲に受け入れられるための最善だったもの。
例えば、
子供の頃、親や周囲に愛されていないような体験した場合、「誰からも愛されない」という判断したとしましょう。
そうすると、
「自分は人から愛されない」という思い込みを持つことがあります。
そんな思い込みを持った人が、何かトラブルに巻き込まれた時、ストレスを感じた時、自分の思い込みが浮かんできます。
そして、「自分は愛されない」というイメージが繰り返し浮かんで、悲しい、モヤモヤする気分になってしまうわけです。
そして、このトラブルを解決、解消するために子供からしていた対応策をしていまいします。
例えば、
「泣き出す」「黙り込む」「相手を責める」など。
人がストレス状態の時、心に浮かんが考えを認知行動療法では自動思考と言いますが、
この「自動思考」がどのようなものか考えてみるとその人の思い込みが分かります!
潜在意識の書き換えの鍵はまず、自動思考を明確にすることが大切です。
自動思考の特定は、
self design counseling でも行っています。
潜在意識を書き換えよう!
幼いときに判断して潜在意識に取り込んだ思い込みが、今の自分を生き生きと自分らしくいられない原因になっているとしたら、
早く気づき書き換えの必要があります。
ストレス状態の時、幼い頃の感情や思い込みを体感し、子供の頃の対処法を使うのではなく、
「今、ここ」で、大人の自分で現実的に考えることは何なのか?
子供時代に生き延びるための対処法ではなく、「今、ここ」で、大人の自分で判断することが重要です。
「今、ここ」の大人の自我状態を働かせてることで適応的な対処法が見つかり、
対処することが可能になりますが、
しかし、
潜在意識の思い込みは無意識のため操られるように「過去」の思考、感情、対処法に流されます。こうなると、大人の自我状態がうまく働かなくなります。
潜在意識の思い込みに流されて生きることは「過去」を生きることになります。
そのために、
今の自分に適応していない思い込みを見つけた場合は、幼少期の出来事、感情、思考などを整理して、もう一度決断する必要があります。
これを僕のカウンセリングでは、インナーチャイルドワークで行います。
「今ここ」の大人の自分を機能させる!
人の自我状態は大きく分けて3つあると言われていて、
P…ペアレント 親の自我状態
A…アダルト 大人の自我状態
C…チャイルド 子供の自我状態
この中で、
A…アダルトの自我状態は、
冷静で客観的な大人の自分です。
うまく大人の自分(アダルト)を機能させましょう!
最後に…
そして、カウンセリングに来られる方は、優しい方ばかり。
だから、
ありのままで良い、そのままの自分を喜ばせて良い。
自由に感情を表現して良いし、じっくりとやっていきましょう!
このことを忘れずに、
潜在意識を書き換え「過去」にとらわれず、ゆっくり、ゆったりと「今ここ」を生きましょう!
それでは最後までお読み頂きありがとうございました!
カウンセラー&美容師
圓本高士