変えられない問題を解決しないで解決する考え方!

 

難病と悩みの関係がとても似ているなぁ、と前から思っています。

 

サロンワーク、カウンセリングで、たくさんの方々のお話を聴かせて頂き、成長させて頂いた中で、自分の答えのようなものが最近になってしっかりしてきたように思います。

 

悩みの原因は1つ、その人にとって、

「思い通りか、思い通りでないか。」

それだけ。

 

行動で思い通りになるものは、ほとんど悩みませんし一時的なもの。

行動は大切です。

 

しかし、

問題となるのは、どんなに行動しても変わらないものです。

 

 

それは、

頑張っても繰り返される悩み、

壊れてしまった人間関係、

治らない病気など

 

 

そして、

あれさえなければ、

あの人の関係さえ良くなればうまくいくのに、幸せになれるのに。

そんなことを考えているかもしれません。

 

 

「解決しなればならない」

「解決しなければ、幸せになれない」

そんな思いが、

「解決しよう」

「解決策を探して行動しよう」とします。

 

でも、変わらないかまた苦しくなる。

 

 

 

でもね、

解決しなければならないことなんて、

実はないんです。

 

 

 

解決しなくても良い?

 

例えば、

僕は難病を経験していますが、

最初はかなり辛い状態でした。

すぐ疲れるし、どっからどう考えても痺れてる(笑)

 

だから、

これをどうにか「解決しよう」としていました。

 

でも、頑張っても、頑張っても、自分が思うようには改善されません。

改善されたとしてもほんの少し。

納得がいきませんでした。

 

 

人間関係のことに関しても、

この関係をどうにかしようと、

「解決しよう」と、頑張って、頑張って、あの手のこの手で解決を試みます。

でも、やっぱり変わらない、解決しない。

納得がいきません。

 

 

それでも、人は「解決しようとしてしまう」

「解決するな!」と言われても

 

 

 

難病にしたって、

「そんなこと言ったって、実際痺れてるし、こんなに苦しいのに何とかしたい。」

人間関係にしたって、

「そんなこと言ったって、実際あの人からこんな被害にあって本当に苦しい、何とかしたい。」

そう思うかもしれません。

 

 

でも、「解決しないこと」こそが

「解決すること」なんです。

 

 

 

 

解決は自然と起きてくるもの。

 

難病も良くなったからと言って、

もう、元の身体はかえっては来ません。

 

人間関係も、嫌いな人から受けたひどい行為は事実です。

 

 

でも、

病気は、元はと言えば、自分を守るために身体がおこしたことです。

 

人間関係も、特に身近な人や、親や兄弟など、その人達も元はあなたが嫌いなわけではありません。

そんなに悪いものでもないんです。

 

だから、

「解決しなければならない」ものでなく、

「解決しなくても、解決は自然と起きてくるもの」という考えることが大切です。

 

だから、そっとしておく。

 

このそっとしておくことができた時、あなたは「自分の正しさ」を手放せます。

 

そして、これができた時、

環境や他人に向いていたベクトルは自分に向けることができます。

 

そして、解決しないで時を待つ。

 

 

 

じゃあ、いつ解決するのか?

 

ここで少し、今までのことを振り返ってみましょう。

 

難病の場合、

まだ動いてはいけない時だから、身体が動かなくしている。

(まだ動く時ではない、難病の正しさ)

自分は前のように動きたい。

(自分の正しさ)

正しさのぶつかり合いですよね。

 

 

人間関係も、

相手には相手の正しさがあり、

自分にも自分の正しさがある。

そのお互いの正しさがぶつかり合います。

 

つまり、葛藤が起こる。

 

 

だから、そっとして、自分の正しさを手放して解決しないようにする。

 

そして、解決は自然に起こってきます。

そうなる時を待つ。

 

こういうと、それって、

いつ解決するんですか?

待ってて本当に解決するんですか?

って聞かれる方がいらっしゃいますが、

 

それは、花が咲くのと同じだと思います。

 

 

 

 

解決するタイミングは花と同じ!

 

夏に桜が咲かないのと同じで、

咲かない時は咲きません。

 

春が来て、環境や気温など、条件が揃った時、自然と咲くんです。

 

 

だから、

解決は自然と起こってくるもの。

だから、水をやりながら、のんびり待てば良い。

 

 

その間、来るべき時に備えて、僕らができることは、できることに集中することだけです。

これが水ををやること。

 

過去でも、未来でもなく、

今を生きて心を磨く。

 

 

そして自分を高めて、条件があるピタッとあった時、花は咲きます。

 

 

 

 

自分で自分を幸せにする。

 

ところで、もう一つ、

あなたは問題が解決しなければ幸せになれないと思ってませんか?

 

難病だから、人間関係に問題があるから、だからあなたは幸せではないと思っていませんか?

 

人間関係の近しい人、特に親や兄弟などの関係が修復しないと幸せになれない、

なってはいけないと思っていませんか?

 

 

それって、とても不思議なことだと思いませんか?

 

難病には難病の事情があります。

自分ではコントロールできない身体の事情がある。

 

そして、

相手は相手の事情があります。

どんなにひどい行為に見えても相手には相手の事情があるのです。

 

つまり、

そこはあなたにはどうすることもできません。自分を幸せにすることは、本人しかできないことなのです。

 

同じように、

自分を幸せにすることは、自分にしかできないんです。

 

だから、

 

難病であろうが、

人間関係に問題を抱えていようが、この瞬間、明日にでも幸せになって良いんです。

 

 

そうやって、

 

解決しないで、自分の心を磨き、

幸せになった頃、

問題が気にならなくなった頃、

忘れた頃、

 

あんなに苦しんだあなたの問題はあっさりと

解決しています。

 

 

心理カウンセラー

圓本 高士

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

 

 

 

心を磨いて、

自分で自分自信を幸せにしよう!

 

 

 

 

 

 

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